1999年12月新刊
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12月1日発売
定価(本体8500円+税)四六判
クラウス・テーヴェライト/田村和彦訳
《叢書・ウニベルシタス 625》
男たちの妄想 I 女・流れ・身体・歴史
ISBN4-588-00625-5
第一次大戦後のテロリスト集団「義勇軍」兵士たちの自伝や小説を手がかりに,ファシズム的心性の起源を男性一般の心理の深奥に探るファシズムの精神分析。歴史学・文学・哲学・心理学・精神分析学を自由に横断する破天荒なテキストと豊富な図版をもって,男性支配の歴史と文化・社会に突きつけた壮大なる否定の書(全2巻)。
〔歴史・精神分析〕


12月10日発売
定価(本体6300円+税)四六判
クリストファー・ヒル/小野・圓月・箭川訳
《叢書・ウニベルシタス 654》
十七世紀イギリスの文書と革命 クリストファー・ヒル評論集 I
ISBN4-588-00654-1
イングランド史における最大の転換点として17世紀を位置づける史観から,革命前後の政治経済・宗教・思想・文学・庶民の生活などを詳細に考究したヒルのライフワーク。全四巻完結
II 十七世紀イギリスの宗教と政治 586頁/5800円
III 十七世紀イギリスの民衆と思想 520頁/5700円
IV 十七世紀イギリスの急進主義と文学 444頁/5000円
〔イギリス社会史・思想史〕


12月10日発売
定価(本体3300円+税)四六判
ノルベルト・ボルツ/識名章喜・足立典子訳
《叢書・ウニベルシタス 657》
グーテンベルク銀河系の終焉
ISBN4-588-00657-6
コンピューターや電子メディアの出現によって,近代を導いてきたメディア=書物=グーテンベルク銀河系(マクルーハン)の世界が終焉に近づきつつある,という認識に立って,今日の社会の現実を分析する試み。複雑化して進展する情報化時代の理論的な把握を目論み,ハーバーマスを厳しく批判しルーマンを導入して展開する現代メディア論の俊英ボルツの代表作。同著者既刊『批判理論の系譜学』『仮象小史』。
〔メディア論〕


12月10日発売
定価(本体2300円+税)四六判
ジャック・デリダ/堅田研一訳
《叢書ウニベルシタス651》
法の力
ISBN4-588-00651-7
デリダの「政治哲学」。「脱構築は正義である」の宣言のもとで,法/権利を越えた正義の観点からナチスによる「最終解決」に極まる法の暴力を批判。またハイデガーやベンヤミンの「破壊」のもつ問題点を抉り出し,それらと脱構築との差異を明確に論じたデリダ近年の主著。同著者既刊:『エクリチュールと差異』(上・下),『絵画における真理』(上・下)。
〔現代思想〕


12月16日発売
定価(本体1900円+税)四六判
ヘルムート・ベッティガー/鈴木美紀訳
《叢書ウニベルシタス655》
パウル・ツェラーンの場所
ISBN4-588-00655-X
パリ,チェルノヴィッツ,ブカレスト,ウィーン――ツェラーンにまつわるさまざまな場所を訪ねて詩人が歩んだ道程をたどりつつ,バッハマン,ザックス,グラス,シャールなど同時代の詩人たちとの交流を描き,彼の詩作の場所――ナチによるユダヤ人迫害,人々との出会いと交流,そして狂気――をさぐる異色の文学紀行。
〔詩人論・紀行〕



12月22日発売
定価(本体4700円+税)四六判
ノーマン・ルイス/野崎嘉信訳
東方の帝国 悲しみのインドネシア
ISBN4-588-49016-8
グレアム・グリーンが「われわれの世紀の最高の作家の一人」と評したノーマン・ルイスによるインドネシア紀行。帝国主義の論理によってインドネシアに併合された諸民族の凄惨な悲劇の現代史を旅人の眼で掘り起こし,東ティモールの独立問題をはじめ,今日のインドネシア情勢を理解するためのバツクグラウンドへ読者を導く。
〔紀行・現代史〕


12月22日発売
定価(本体6000円+税)四六判
J.ヒリス・ミラー/森田孟訳
《叢書ウニベルシタス658》
批評の地勢図
ISBN4-588-00658-4
地勢図(トポグラフィー)に関係する用語――川・山・家・野原・道路・橋・墓地・境界…等々は,小説や詩の風景描写,あるいは哲学のテキストにおける思考法のなかでどのような機能を果たしているのか。ディケンズ,フォークナー,テニスン,ハイデガー,デリダらをめぐって展開される,脱構築の批評家ヒリス・ミラーの代表作。
〔批評理論〕


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