2000年10月新刊
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10月12日発売
定価(本体3500円+税)四六判
ジャン・L.ハイルブロン/村岡 晋一 訳
《叢書ウニベルシタス691》
マックス・プランクの生涯 ドイツ物理学のディレンマ
ISBN4-588-00691-6
物理学に一大変革をもたらした量子論の先駆者あるいはノーベル物理学賞受賞者というたんなるプランクの伝記としてではなく,科学社会学の新たな視野から,第一次大戦,ワイマール共和国,第三帝国下の諸機構内における科学者プランクの世界像の変移過程を通して,世界に冠たるドイツ物理学の展開とその社会的・文化的な背景との相互作用を解き明かす。
〔物理学・伝記〕


10月12日発売
定価(本体1900円+税)四六判
リュック・フェリー,アラン・ルノー/小野 潮 訳
《叢書ウニベルシタス692》
68年−86年 個人の道程
ISBN4-588-00692-4
1968年の〈5月革命〉に個人主義的運動の可能性を見出した立場から,86年にフランスで起こった非政治主義的・順法主義的運動を見なおし,個人主義的要求と「私生活への閉じこもり」を特徴とする86年の運動を,大革命以来脈々と生きる個人主義の進展の過程として積極的に評価する。前著『68年の思想』への批判に対する全面的反批判を展開する。
〔哲学・思想〕


10月13日発売
定価(本体5200円+税)四六判
ジャン・カナヴァジオ/円子 千代 訳
《叢書ウニベルシタス689》
セルバンテス
ISBN4-588-04689-4
膨大な資料を駆使して,黄金世紀(16〜17世紀)におけるヨーロッパの政治的・社会的背景に迫り,セルバンテスの家族関係,文壇と友人,たび重なる牢獄生活と生涯解消できなかった窮乏生活を実証的に描き出す。ゴンクール賞(伝記文学部門)を受賞し,独・英・西・伊の各国語に訳されたセルバンテス研究の第一人者による評伝。
〔文学・伝記〕


10月13日発売
定価(本体3300円+税)四六判
鎌田 康男/斎藤 智志/高橋 陽一郎/臼木 悦生 訳著
ショーペンハウアー哲学の再構築
ISBN4-588-13014-5 『充足根拠律の四方向に分岐した根について』(第一版)訳解 ショーペンハウアーを認識する最重要の処女論文を読解して従来の理解像の一新を図り,カントの問題意識を引き継いだ超越論哲学者としての姿を描き出す。訳者による三論考:ミレニアムのショーペンハウアー/ショーペンハウアー表象論の再構築/ショーペンハウアー意志論の再構築/を併録する。
〔哲学・思想〕


10月18日発売
定価(本体4500円+税)四六判
バジル・バーンスティン/久冨 善之・他訳
《叢書ウニベルシタス694》
〈教育〉の社会学理論 象徴統制,〈教育〉言説,アイデンティティ
ISBN4-588-00694-0
日本教育は明らかに行き詰まっているが,何がどうそうなのかを分析する理論用具を我々は持っていない。世界的に著名な教育社会学者バーンスティンの1980−90年代における理論の集大成となる本書は,〈教育〉(ペタゴジー)というものの存在と営みについて,その歴史的社会的性格の社会学的解明を目指したもので,日本教育分析に必要な用具と着想を与えてくれる。
〔教育社会学〕


10月19日発売
定価(本体4200円+税)四六判
ユルゲン・ハーバーマス/清水 多吉 監訳
《叢書ウニベルシタス678》
史的唯物論の再構成
ISBN4-588-00678-9
同一性・進化・正統化のテーマを中心に,マルクス主義の哲学的論議に対する批判的考察を展開した本書は,知的激動の70年代,すなわち主著『コミュニケーション的行為の理論』形成期の思想的営為の成果であり,労働と相互行為という二大概念の形成とその連関,パーソンズおよびルーマン批判をベースとするシステム論への対応と受容など,興味深い論点を示す。
〔哲学・思想〕


10月26日発売
定価(本体2500円+税)四六判
J.ヒリス・ミラー/伊藤 誓,大島 由紀夫 訳
《叢書ウニベルシタス697》
読むことの倫理
ISBN4-588-00697-5
読む行為そのものの中に社会・制度・政治にかかわる〈倫理的瞬間〉が存在するという視点から,文学の歴史性,社会性,イデオロギー性を分析するとともに,物語と倫理的規範との関係をさぐる。知の根拠が脅かされつつある現在の困難な状況下で,読むという人間的営為を自覚的に遂行する方法を説く。同著者既刊:『イラストレーション』『批評の地勢図』
〔脱構築批評〕


10月30日発売
定価(本体4500円+税)四六判
ジョゼフ・ラウズ/成定 薫・網谷 祐一・阿曽沼 明裕 訳
《叢書ウニベルシタス696》
知識と権力 クーン,ハイデガー,フーコー
ISBN4-588-00696-7
二十世紀の学問と思想の世界における三大巨星:クーン(実践としての科学),ハイデガー(実践的解釈学),フーコー(知識と権力)が提起した概念や方法・見解を大胆に拡張し融合させ,独自の科学論を構築する試み。ヨーロッパの哲学思想と英米圏の科学哲学の架橋をモチーフとし,自然科学と人間科学の間に本質的な差異はないと主張するラウズの問題の書。
〔科学思想〕


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