2000年2月新刊
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2月18日発売
定価(本体7800円+税)A5判
小泉和子(こいずみ かずこ)編
桶と樽 脇役の日本史
ISBN4-588-32121-8
江戸時代から第二次大戦前まで,桶と樽は生活用具として人々の暮らしを支え,生産機材・装置として産業を支えてきた。本書は,出土遺物や絵画・文献資料をもとに,壺・甕から桶・樽への転換期を探り,醸造業をはじめ,農業・漁業・鉱業において桶・樽が果たした役割を明らかにする。編者に加え,毛塚万里・柚木学・他が執筆。
〔文化史〕


2月18日発売
定価(本体3200円+税)四六判
ジャック・ル・ゴフ/鎌田博夫訳
《叢書ウニベルシタス665》
ル・ゴフ自伝 歴史家の生活
ISBN4-588-00665-7
現代フランスの著名な中世史家,アナール派第三世代のリーダー,ル・ゴフの対話による自伝。青春の思い出,修学生活,学長時代など自分を語り同時に他人をも語り,あるいは二度の大戦,植民地事件,五月革命など自分が生きた時代や環境や状況を,歴史家そして一市民としての視点から回顧する活気に満ちた知的冒険の軌跡。同著者既刊『歴史と記憶』他。
〔歴史・自伝〕


2月24日発売
定価(本体9300円+税)四六判
カール・フリードリッヒ・フォン・ワイツゼッカー/山辺建訳
《叢書ウニベルシタス552》
人間的なるものの庭 歴史人間学論集
ISBN4-588-00552-9
人間がつくり上げてきた広大で豊かな〈庭〉のイメージの下に,自然科学と宗教と政治を統一的に把握する〈哲学〉のことばで歴史的人間学を構築する試み。現代ドイツを代表する哲学者・物理学者が古今東西の人間的知の広範な領野を逍遥しつつ,人類史的危機を脱出する道を模索する。同著者既刊:『時は迫れり−現代世界の危機への提言』(1300円)。
〔哲学〕


2月28日発売
定価(本体3300円+税)四六判
ミシェル・マフェゾリ/古田幸男訳
《叢書ウニベルシタス659》
政治的なものの変貌 部族化/小集団化する世界
ISBN4-588-00659-2
前著『小集団の時代』(小局刊,1997)で明らかにした,共有する感情と共通する価値観で結ばれたセクト,カルト,結社など小集団の凝集力のダイナミズムを更に展開させ,権力を支え社会(体制・制度)を創設するのに役立つ集団としての凝集力=民衆的力=政治的なもの,の生成と変貌のプロセスをジンメル,デュルケーム,フーコーらを分析・援用し解き明かす。
〔社会〕


2月28日発売
定価(本体4500円+税)A5判
亀山健吉(かめやま けんきち)著
言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究
ISBN4-588-15035-9
ハイデガーに〈西洋における言語研究の最高峰〉と絶賛させた大著『ジャワ島におけるカヴィ語について』で知られるフンボルトの,未刊の書簡や草稿を発掘・駆使して,様々な視点からその言語論の核心に迫る研究の集大成。「フンボルトの生涯」「フンボルトにおける言語比較の方法」「フンボルトとハイデガー」「フンボルトの日本語研究」など8篇を収録。
〔言語哲学〕


2月29日発売
定価(本体2800円+税)四六判
増川宏一(ますかわ こういち)著
《ものと人間の文化史 94》
合せもの(あわせもの)
ISBN4-588-20941-8
「合せる」には古来、「一致させる」だけでなく、「競わせる」、「闘わせる」、「比べる」等の意味があった。本書は、古代以来の「鶏合せ」や「相撲召合せ」、中世の武芸と結びついた合せもの、近世・近代の「合せかるた」類、現代の子どもの遊び「家族合せ」など、遊戯・賭博を中心に、広範な人間の営みの歴史を「合せる」行為にたどる。
〔文化史〕


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