2000年3月新刊
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3月2日発売
定価(本体2万3500円+税)A5判
エドマンド・バーク/中野 好之 編訳
バーク政治経済論集 保守主義の精神
ISBN4-588-62508-X
アメリカ独立戦争とフランス大革命の時代に,英国下院を舞台に活躍したバークは,議会政治と民主主義の意義,継承と改革の論理,個人・政党・政府の本質と関連について,保守主義の立場から明快な論理で説き,後世「政治的叡智の不朽の手引」(ラスキ)と称えられた。その政治哲学の真髄を示す,演説・論文・書簡20編を集成。
〔政治・思想〕


3月14日発売
定価(本体3500円+税)A5判
李 泰 鎮(イ・テジン)著/六反田 豊 訳
《韓国の学術と文化 2》
朝鮮王朝社会と儒教
ISBN4-588-08002-4
農業技術や貨幣経済の発達など,15・16世紀朝鮮の社会経済変動は新儒教=性理学の定着と密接に関連していた。また従来,否定的に見られていた党派間の政争や士族層の書院設置などを新たな視点から評価し,秀吉の朝鮮侵略に抗した在地士族の動向と実態を解明する。朝鮮王朝社会についての視野を大きく拡大し,儒教評価の再考を促した労作。
〔朝鮮史〕


3月14日発売
定価(本体2800円+税)四六判
ジャン=フランソワ・リオタール/山縣 熙 他訳
《叢書ウニベルシタス664》
異教入門 中心なき周辺を求めて
ISBN4-588-00664-9
プラトン的またはキリスト教的な古い織布はぼろぼろになりマルクス主義による継ぎ当てさえも擦り切れてしまった今日,論文による論文の超克を試みるリオタールの刺激的な評察。ブロッホ,ビュトール,フロイト,ミシュレ,孫子ら多彩な織糸(言説・テキスト)を用いて異教(多神教)という織布(論文)が導き出される。同著者既刊『リビドー経済』他。
〔哲学・思想〕


3月15日発売
定価(本体3200円+税)四六判
福井 貞子(ふくい さだこ)著
《ものと人間の文化史 93》
木綿口伝(もめんくでん)〔第2版〕
ISBN4-588-20931-0
老女たちの聞書を縦糸に,厖大な遺品・資料を横糸に,母親から娘へと幾代にも伝えられた手づくりの木綿文化を掘り起こし,日本近代の木綿の盛衰を生きた証言によって綴る。絣,縞,染めなどをめぐる素朴でゆたかな伝承の中に,女たちの秘められた悲哀の歴史をさぐる。1984年の初版にその後の新資料を加えた増補決定版。
〔生活史・民俗〕


3月17日発売
定価(本体4500円+税)四六判
ミシェル・アンリ/中 敬夫 訳
《叢書ウニベルシタス668》
身体の哲学と現象学 ビラン存在論についての試論
ISBN4-588-00668-1
主観的身体=超越論的身体を根源的に規定して意識の原理に〈身体〉を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して自らの哲学・現象学の可能性を探る。主観性の具体的性格を考察しつつ主観性が〈身体〉と一体のものであることを示し,ビラン哲学を現代の身体論=生の現象学の論点に蘇らせる。同著者既刊:『精神分析の系譜』『野蛮』『見えないものを見る』。
〔哲学〕


3月24日発売
定価(本体2000円+税)四六判
ノルベルト・ボルツ,ヴィレム・ファン・レイイェン/岡部 仁 訳
《叢書ウニベルシタス663》
ベンヤミンの現在
ISBN4-588-00663-0
「必然的形式」から「アクチュアルな文脈におけるベンヤミン」まで,八つのテーマに絞り,とりわけ現代における意義に重点を置いたベンヤミン論。アドルノの美学・批判理論を〈グノーシス〉の一語をもって切り捨て,その廃墟に立って,ベンヤミンの美学を根本的な「知覚」の学として見なおしつつメディア論へと接続させる。
〔思想・美学〕


3月28日発売
定価(本体4500円+税)四六判
エドガール・モラン/大津 真作
《叢書ウニベルシタス666》
方法 3 認識の認識
ISBN4-588-00666-5
モランの壮大な知への旅「方法」シリーズ第3巻。(第1巻・自然の自然。第2巻・生命の生命)。科学技術が超発達を遂げた20世紀も終ろうとするいま,科学の客観性と主観性を鋭く暴いた根源的な問題提起。科学技術の前提である認識論を,諸学の成果を踏まえて脳髄・精神・文化の面から捉え,人間認識の可能性と限界を探る。同著者既刊『E.モラン自伝』他。
〔人類・社会学〕


3月28日発売
定価(本体2000円+税)A5判
日本哲学会 編
哲学 51号 *特集・行為論の現在
ISSN-0387-3358
シンポジウム:行為論の現在=柴田正良/清 眞人/岡部 勉 共同討議氈F大学教育における哲学の意義=宗像 惠 共同討議:他者と自己=熊野純彦/野矢茂樹 弟59回大会研究発表要旨(24編) 公募論文=茶谷直人/河谷 敦/永嶋哲也/有安和人/佐久間崇/城戸 淳/菅原 潤/小田智敏/有馬善一/羽地 亮/永野 潤/石井雅史/菅沼 聡
〔哲学〕


3月29日発売
定価(本体2900円+税)四六判
四手井 綱英(しでい つなひで)著
《ものと人間の文化史53-。》
森林 。
ISBN4-588-20533-1
シベリア,カナダ,北欧,熱帯雨林などを実地に踏査して地球規模で進行しつつある森林破壊の現状を語りながら森と人とのかかわりの歴史を振りかえり,日本人の伝統的自然観―森と山と人が共存共栄する思想―を未来へ伝えるために,いま何が必要なのかを具体的に提言する。森林生態学の第一人者による最新のエッセイと論考。同著者既刊『森林』氈E。
〔生態学・環境〕


3月29日発売
定価(本体4800円+税)A5判
森 廣正(もり ひろまさ)編
《比較経済研究所研究シリーズ15》
国際労働力移動のグローバル化 外国人定住と政策課題
ISBN4-588-60215-2
多国籍企業による生産の国際化,情報通信の国際化,国際的交通機関の近代化等々を背景に,国際的な労働力移動は今日ますますグローバル化し,かつ多様に展開している。その実態を,経済学にとどまらず歴史学・社会学・地理学・文化人類学などの研究者の参加を得て,既存の理論的枠組みを超えた歴史的研究と海外調査をベースに追究する。
〔国際経済・社会〕


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