2000年5月新刊
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5月2日発売
定価(本体9500円+税)A5判
袖井 林二郎(そでい りんじろう)編訳
吉田茂=マッカーサー往復書簡集
ISBN4-588-62509-8
1945年12月から51年4月まで,すなわち吉田茂の外相時代からマッカーサー帰国までの5年4カ月に及ぶ戦後占領期に交わされた184通の書簡(片山哲・芦田均の書簡も含む)を,日本語訳と英語正文を合わせ収録,編者の精細な「解説・占領下の書簡外交」を付す。戦後民主化の過程,そして現代政治史を問い直すうえでの必須文献。
〔政治・歴史〕


5月18日発売
定価(本体3800円+税)四六判
カール・ハインツ・ボーラー/高木 葉子 訳
《叢書ウニベルシタス671》
ロマン派の手紙 美的主観性の成立
ISBN4-588-00671-1
1800年以降,社会的および哲学的主観性から離脱していく美的主観性の成立を,クライスト,ブレンターノ,ギュンデローデの書簡を通して詳細に追究しつつ,「瞬間性」の概念を手がかりに,美的現象と非美的現象の境界を明確化する。「最後の唯美主義者」(『ツァイト』誌)と評されるK. H. ボーラーの「美的領域の自律性の主張」。
〔文学・美学〕


5月25日発売
定価(本体2500円+税)四六判
ノルベルト・ボルツ/山本 尤 訳
《叢書ウニベルシタス679》
カオスとシミュレーション
ISBN4-588-00679-1
新しいメディア論を開示した話題作『グーテンベルク銀河系の終焉』(小局刊99年)の理論を基礎づける前著『仮象小史』(同)の姉妹篇。かつてコスモスと対立し秩序を乱すものと考えられてきたカオスが今や無害化し,コンピューター技術によってデジタル処理されシミュレーション可能とされるような現在,改めてカオスの概念を思想史の中で再検討する試み。
〔メディア理論〕


5月25日発売
定価(本体5200円+税)四六判
《叢書ウニベルシタス667》
遊びとしての読書 文学を読む楽しみ
ISBN4-588-00667-3
ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』,カイヨワ『遊びと人間』を出発点として,読書を遊びの視点から考察した実践的読書論。歴史学,社会学,精神分析,民族学,言語学,哲学にわたる広範な知見を綜合し,文学書を読むという遊びの試練を通して読者が鍛えられ,新たな読者が形成される経緯を豊富な事例によって浮き彫りにし,読書行為の未知の可能性を探る。
〔読書論・文学〕


5月31日発売
定価(本体3200円+税)A5判
柳永益(ユ・ヨンイク)/秋月 望・広瀬 貞三 訳
《韓国の学術と文化 3》
日清戦争期の韓国改革運動 甲午更張研究
ISBN4-588-08003-2
1894-96年の朝鮮王朝内の一連の近代化運動=「甲午更張」は,何を課題として,どのように展開されたか。日本の保護国化政策を批判的に検討し,改革初期に設置された軍国機務処の構成や運営,さらに開化派官僚,とくに兪吉濬の思想を検討して,日本の干渉と操縦による他律的なものではなく,自律的な改革運動だった側面を実証する。
〔韓国史・政治〕


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