2001年5月新刊
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5月7日発売
定価(本体2700円+税)四六判
下斗米 伸夫(しもとまい のぶお)編
ロシア変動の構図 エリツィンからプーチンへ
ISBN4-588-62203-X
ロシアはどこへ行こうとしているのか? 20世紀,劇的に変化し続けてきたロシアは,エリツィンからプーチンへの権力移行期にあって,多くの困難を抱えつつ新たな変容を迫られている。本書は,エリツィン時代までの金融危機,環境問題,中央アジアの変動等々を,国際関係も含めて総合的に考察,21世紀ロシアの課題を提起し,日ロ関係の方向を示唆する。
〔政治・国際問題〕


5月10日発売
定価(本体2800円+税)A5判
金東哲(キム・ドンチョル)著/吉田 光男 訳
《韓国の学術と文化7》
朝鮮近世の御用商人 貢人の研究
ISBN4-588-08007-5 C3322
17〜19世紀朝鮮の官庁指定業者である貢人は,同業組合をつくって官庁から指定を受け,物資の調達と納入,その他の官庁御用を務めていた。近世日本の商人とは性格の異なる貢人という御用商人の存在形態,さらに彼らがいかに利潤を蓄積し,商業資本として成長していくかを明らかにし,近世東アジア商業史の比較研究への展望をひらく。
〔朝鮮近世史・商業史〕


5月10日発売
定価(本体4000円+税)四六判
クロード・モラール/諸田 和治・阪上 脩・白井 泰隆 訳
《りぶらりあ選書》
バベルの神話 芸術家と文化政策
ISBN4-588-02206-7 C1370
大衆化,情報化,映像化という文化現象の急激な変貌の中で,旧来の芸術・文化のシステムは崩壊し,いたるところで矛盾と亀裂が生じている。この危機的現状を打開するために,現代の芸術と文化の直面する諸問題を詳細に分析し,創造活動のための実践的プログラムを示す。ミッテラン政権下で革新的文化政策を推進してきた著者による文化システム戦略の提言。
〔文化・芸術〕


5月16日発売
定価(本体2500円+税)四六判
エマニュエル・レヴィナス/合田 正人,松丸 和弘 訳
《叢書ウニベルシタス711》
他性と超越
ISBN4-588-00711-4 C1310
レヴィナスの没年(1995)に刊行された,本書の表題選考など著者自身が編集に関わった最後の論集。全体性と無限をめぐる西欧哲学思想史の系譜の中でレヴィナスの位置が示される重要な論考「全体性と全体化」「無限」をはじめ,対談「哲学者と死」「顔の暴力」など1967−89年の12論考を収め,前著『歴史の不測』につづきその多様な思考の精髄を集成。
〔哲学・思想〕


5月23日発売
定価(本体4500円+税)四六判
ラインハルト・バウムガルト/清水 健次・清水 威能子 訳
《叢書ウニベルシタス720》
文学との離別
ISBN4-588-00720-3 C1398
文学との離別? 文学の消滅? などの予言や風評に耐えて文学はなお生き永らえている。娯楽書の圧倒的部数による市場での停滞,増大する科学技術の魔術的メディアによる敗北……,文学の社会的位置はどう変転するのか? アドルノ,カフカ,ゲーテ,ブレヒト,マンらを検証し,生を超克する想像力と強靭な抵抗力を備えた文学の可能性を展望する。
〔文学・社会〕


5月25日発売
定価(本体9000円+税)四六判
ニール・フォーサイス/野呂有子監訳/倉恒・小山・田中・圓月訳
《叢書ウニベルシタス725》
古代悪魔学 サタンと闘争神話
ISBN4-588-00725-4 C1314
サタンとキリストの闘争という枠組みで古代の諸神話をはじめとする膨大な伝承資料を比較・分析し,G.スタイナーの絶賛を得た文学的・神学的集大成。『ギルガメシュ叙事詩』を皮切りに,聖書正典・外典・偽典,さらに使徒パウロから初代教父たちを経て,アウグスティヌスにおいてキリスト教の一元論的神の構想の体系が結実するまでを跡づける。
〔神話・宗教〕


5月30日発売
定価(本体5400円+税)四六判
アンソニー・アーブラスター/田中 治男・西崎 文子 訳
《叢書ウニベルシタス722》
ビバ リベルタ! オペラのなかの政治
ISBN4-588-00722-X C1373
表題はモーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の中の台詞〈自由万歳!〉。オペラの基調とされる〈自由への訴え〉を初め,台詞の中に認められる人間の社会的政治的諸関係を浮き彫りにしてオペラを新たな視野から観劇する試み。モーツァルト,ロッシーニ,ヴェルディ,ヴァーグナー,プッチーニなど網羅的に作家と作品が言及されるオペラへの誘い。
〔歌劇〕


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