2001年6月近刊
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6月7日発売
定価(本体2900円+税)四六判
有岡 利幸(ありおか としゆき) 著
《ものと人間の文化史99》
梅干(うめぼし)
ISBN4-588-20991-4 C0320
梅実にまつわる古記録や伝承を渉猟し,日本人の食生活に独特の自然食品・梅干をつくりだした先人たちの知恵に学ぶとともに,古来健康増進や病気治療に驚くべき効能を発揮すると言い伝えられ,民間療法や漢方で重用されてきた梅干の知られざるパワーの秘密をさぐる。日の丸弁当から天神信仰にいたる日本人の梅干好きの秘密を解き明かす。同著者既刊:『梅』I・II,『松茸』
〔生活史・文化史〕
6月7日発売
定価(本体3000円+税)四六判
森 郁夫(もり いくお)著
《ものと人間の文化史100》
瓦(かわら)
ISBN4-588-21001-7 C0320
飛鳥時代の初期に中国・朝鮮から仏教文化と共に伝来し,1400年にわたって日本の建築を飾ってきた瓦をめぐって,発掘資料や現存資料をもとに,その製造技術,形態,文様などの変遷をたどる。遺された瓦の形態や文様の変化を通じて政治・経済・社会の動向を読みとり,瓦が日本の建築文化の中で果たしてきた役割,その効用と美を探る。同著者既刊:『日本古代寺院造営の研究』
〔建築史・文化史〕

6月8日発売
定価(本体3300円+税)四六判
ロベルト・ザッペリ/津山 拓也 訳
知られざるゲーテ ローマでの謎の生活
ISBN4-588-49018-4 C1023
ゲーテはなぜイタリアへ旅したのか。『イタリア紀行』や『ローマ悲歌』に潜む謎の数々を推理小説的手法で実証的に解き明かす。文豪にしてワイマール公国枢密顧問官の少年のような好奇心,宮廷の宴会よりも居酒屋を好んだ庶民性,そして女性たちをめぐる〈詩と真実〉――知られざるゲーテの魅力を余すところなく伝える生誕250周年記念出版。
〔伝記・文学〕

6月8日発売
定価(本体4600円+税)四六判
アウグスト・フォン・ゲーテ/藤代 幸一・石川 康子 訳
もう一人のゲーテ アウグストの旅日記
ISBN4-588-49019-2 C1026
1830年4月,アウグスト・フォン・ゲーテは父親の旅の軌跡をなぞるかのようにイタリアへと旅立つ。そして,同年10月,ローマに死んだ。あまりにも偉大な父親をもつという悲劇的な運命を背負ったアウグストの日記と手紙は,文豪ゲーテの父親としての側面をはじめて明らかにするとともに,19世紀の旅のありようを伝える貴重な資料でもある。
〔紀行・文学〕
6月26日発売
定価(本体4800円+税)四六判
レニ・ブレンナー/芝 健介 訳
《叢書ウニベルシタス705》
ファシズム時代のシオニズム
ISBN4-588-00705-X C1322
二つの世界大戦の谷間でユダヤ人たちがホロコーストの予兆におびえていたファシズムの時代に,シオニストたちは何を考え,どのように行動したか――シオニズム運動を世界史的視野で考察しつつ,シオニストとナチとの知られざる関係をえぐりだし,全体主義に覆われた20世紀の暗部を鋭く照射する画期的な反シオニズム史論。
〔現代史・シオニズム論〕
6月26日発売
定価(本体7500円+税)A5判
中村 哲(なかむら あきら)著
宇宙神話と君主権力の起源
ISBN4-588-37202-5 C1031
君主の権力はいかに生み出されるか。宇宙神話・宗教・習俗の生成と展開がそれにどうかかわっているか。中国・朝鮮・日本および琉球など東アジアから,ペルシア,スラヴ,ロシア,イスラム世界までを対象に,柳田民俗学をはじめ,神話学・宇宙論・宗教学・民族学・人類学等々の膨大な知見に依拠し,またこれを検討しつつ挑む。政治人類学の開拓。
〔神話・政治学〕
6月29日発売
定価(本体2200円+税)四六判
ジャック・デリダ/合田 正人・中 真生 訳
《叢書ウニベルシタス723》
ユリシーズ グラモフォン ジョイスに寄せるふたこと
ISBN4-588-00723-8 C1310
デリダにかつて「ジョイスについては書くのも語るのも非常に困難」と言わしめたその待望のジョイス論。『ユリシーズ』の最後の語(しかも作中に頻出する)‘Yes’をめぐる言語論的かつ哲学的考察:本書表題,および『フィネガンズ・ウェイク』の中の二つの語‘He war’の解釈についての問題提起:「ジョイスに寄せるふたこと」の二つの講演を収める。
〔哲学・文学〕
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