2002年11月近刊
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11月20日発売
定価(本体2500円+税)四六判
柳父 章(やなぶ あきら)著
秘の思想 日本文化のオモテとウラ
ISBN4-588-43605-8 C1038
古代日本における舶来文物や仏教、とりわけ翻訳語としての漢字の受容のあり方が「秘すれば花」(世阿弥)の〈秘〉の文化の原型となり、近世初頭のキリシタン禁制(宗門改め)において、差別や近代天皇制につながる〈秘〉の思想が日本文化の核として定着したとする異色の日本文化論。翻訳(異文化受容)の問題にこそ日本文化の秘密を解くカギがあると一貫して主張してきた著者の翻訳理論の書き下し集大成。同著者既刊:『翻訳語の論理』『翻訳とはなにか』『翻訳文化を考える』
〔日本文化論〕



11月21日発売
定価(本体2200円+税)四六判
藤代幸一(ふじしろ こういち)著
アンデルセンの〈詩と真実〉
ISBN4-588-27618-2 C0090
「人魚姫」や「赤い靴」、そして『即興詩人』によって、子どもから大人までを魅了し続けてきたアンデルセンとは、どのような人物だったのか。M. マール『精霊と芸術』(邦訳・小局刊)に触発されて生地オーデンセを訪ね、『自伝』を深く読み込み、隠蔽や故意の脱落にみちた文章の背後に、特異な性向と野心、その愛と性まで、あるがままの詩人像を探る。
〔文学紀行・伝記〕


11月28日発売
定価(本体2700円+税)四六判
むしゃこうじ みのる 著
《ものと人間の文化史108》
(ふすま)
ISBN4-588-21081-5 C0320
平安時代に寝殿造の室内間仕切りとして発生し、書院造や寺院建築に取り入れられて「襖絵」という独特の絵画様式を開花させるとともに庶民の住居にも用いられるようになった襖の変遷を建築史・絵画史の中に探り、その用と美を浮彫にする。衝立・障子等と共に日本建築の空間構成に不可欠の建具となるまでの経緯を描く。同著者既刊:『地方仏』衍 『絵師』
〔建築史・美術史〕


11月29日発売
定価(本体3800円+税)四六判
アルノ・バルッツィ/池上 哲司・岩倉 正博 訳
《叢書ウニベルシタス748》
近代政治哲学入門
ISBN4-588-00748-3 C1331
マキアヴェッリ、ピコ・デラ・ミランドラ、ホッブス、ロック、ライプニッツ、ルソー、カント、ヘーゲル、マルクスら、先-思考者である哲学者たちの主要問題から「政治的なるもの」を抽出。理性と力、労働と所有、人間の尊厳と人権、国家と社会という政治学上の四つの問題を読者に投げかけ、混迷する政治の未来のために一つの道筋を提供する。
〔政治哲学〕


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