2003年 1 月新刊
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1月6日発売
定価(本体3700円+税)四六判
ジャック・デリダ/高橋 哲哉・増田 一夫・宮崎 裕助 訳
《叢書ウニベルシタス752》
有限責任会社
ISBN4-588-00752-1 C1310
デリダの言語論を知る上で最重要の一冊。デリダは「署名 出来事 コンテクスト」でJ.L.オースティンの言語行為論を批判、これに対しアメリカの言語哲学者J.サールが反論して(「差異ふたたび」)、デリダは「有限責任会社abc...」でサールに徹底的な反批判を展開する。本書は上記の論争に「討議の倫理に向けて」を加え、デリダ哲学の核心が明かされる刺激的な書である。
〔哲学・文学〕



1月6日発売
定価(本体7500円+税)A5判
薛 盛 環(ソル・ソンギョン)/大谷 森繁 監修/西岡 健治 訳
《韓国の学術と文化13》
春香伝の世界 その通時的研究
ISBN4-588-08013-x C3398
民族の神話を原型にもち、17世紀にパンソリ劇の代表作として開花した〈春香伝〉は、歌謡、小説、舞踊、さらには映画、オペラ、ミュージカル等々へと発展し、今なお韓国を代表する伝統芸術として親しまれている。時代により変異するさまざまなテキストを通時構造論的に分析しつつ、〈春香伝〉が総合芸術として成立し、民族の古典として定着するまでの経緯を分析・解明する。
〔文学・芸術〕



1月20日発売
定価(本体3200円+税)四六判
川島 秀一(かわしま しゅういち)著
《ものと人間の文化史109》
漁撈伝承(ぎょろうでんしょう)
ISBN4-588-21091-2 C0320
全国の浦々を歩き、海を生活の場としてきた漁師たちからの聞き書きをもとに、黒潮によって運ばれた海と漁撈に関する伝承の日本地図を描き出す。船霊(ふなだま)、寄り物、失せ物、大漁旗などの〈もの〉にまつわる言い伝えを集成して、人知の及ばぬ〈異界〉と向き合って生きてきた漁師たちが伝える固有の信仰と民俗を浮彫にする。海国日本の知られざる習俗の記録。
〔民俗・文化史〕



1月20日発売
定価(本体3200円+税)四六判
柳父 章(やなぶ あきら)著
翻訳語の論理[新装版] 言語にみる日本文化の構造
ISBN4-588-43606-6 C1081
『万葉集』において古代知識人たちが苦闘した和-漢語翻訳の過程にわが国翻訳文化の原点を探るとともに、福沢諭吉、二葉亭四迷らによる近代西欧との格闘の経緯を分析しつつ外来文化受容における特殊日本的な言語現象を摘出し、翻訳のあり方を通じて日本文化の特質を抉る。『翻訳とはなにか』『翻訳文化を考える』と共に三部作をなし、『秘の思想』の基本構図を示す。
〔日本語論・日本文化論〕



1月30日発売
定価(本体3000円+税)四六判
増川 宏一(ますかわ こういち)著
《ものと人間の文化史110》
チェス
ISBN4-588-21101-3 C0320
古くから遊び継がれ、現在もなお世界中に数億人の愛好者が存在する盤上遊戯・チェスは、その歴史に関しても膨大な研究者と文献を生み出してきた。それらをくまなく渉猟して、チェスの起源を古代世界に探り、その伝播の道筋、遊戯法や駒の変化を明らかにするとともに、日本への伝来とその後の展開、美術品としての盤と駒におよぶ。『将棋』氤『碁』『さいころ』『盤上遊戯』などと姉妹篇をなす。
〔遊戯史・文化史〕


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