2003年 4 月新刊
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4月3日発売
定価(本体3300円+税)A5判
浜村 彰(はまむら あきら)・長峰 登記夫(ながみね ときお)編著
《法政大学現代法研究所叢書22》
組合機能の多様化と可能性
ISBN4-588-63022-9 C3332
日本経済の低迷と組織率の低下によって閉塞状況にある労働組合の向かうべき道は何か。コミュニティ・ユニオンを中心に、労働組合による教育訓練やボランティア活動からフランスの労使交渉制度、プロ野球選手のパブリシティ権と著作権法の機能まで、新たな道を切り開こうとしている労働組合の動きを検討し、その今日的課題を解析する。
〔法律・社会・労働〕


4月3日発売
定価(本体3100円+税)A5判
金山 直樹(かなやま なおき)編
《法政大学現代法研究所叢書23》
法における歴史と解釈
ISBN4-588-63023-7 C3332
「歴史の解釈とその成果はいかにして法解釈学や立法論と結びつけ得るか」というテーマのもとに、中世法学から見たホッブス、ロゲリウスの『法解釈論』、実証的サヴィニー研究、レルミニエ『法史学入門』とその時代、ナンシーとバリバールにおける主権概念を論じる。本書の母胎となった研究会の報告と討論「社会秩序・法秩序・過剰秩序」を付す。
〔法史学〕



4月4日発売
定価(本体7500円+税)A5判
水野 悠子(みずの ゆうこ)著
江戸東京 娘義太夫の歴史
ISBN4-588-32506-X C1021
絶大な人気を誇り、明治の中頃には「追っかけ」さえ生まれた娘義太夫が、従来の芸能史で軽視されてきたのはなぜか。永年、女流義太夫公演に係わってきた著者による、綿密な調査と丹念な検証は、数々の「定説」に疑問を投げかける。豊富な図版と資料で解き明かす、義太夫を語る女たちの250年。古典芸能になじみのない初心者にも分かりやすい通史。
〔芸能史・女性史〕



4月9日発売
定価(本体7200円+税)四六判
R. バートレット/伊藤 誓・磯山 甚一 訳
《叢書ウニベルシタス757》
ヨーロッパの形成 950年−1350年における征服、植民、文化変容
ISBN4-588-00757-2 C1322
征服と植民により拡大・変容しつづけた中世盛期400年間のヨーロッパを、事実と文献の厳密な考証によって再現させた壮大な試み。ウルフソン歴史学賞受賞。ケルト民族の世界へのイングランドの入植、東ヨーロッパへのゲルマン民族の移動、スペインの「国土回復」、地中海沿岸地方での十字軍の活動など、中心と周縁におけるダイナミックな活動を巨視的に捉え、社会と文化がしだいに均一化されて「ヨーロッパ」が形成されていく過程を描く。
〔西洋史〕



4月21日発売
定価(本体4800円+税)四六判
J. アーリ/吉原 直樹・大澤 善信 監訳
《叢書ウニベルシタス769》
場所を消費する
ISBN4-588-00769-6 C1333
『観光のまなざし』(邦訳・小局刊)において、「場所」を視覚的消費の対象として位置づけた著者による「場所の社会学」論集。レジャー研究、社会学、都市・地域研究、地理学、カルチュラル・スタディーズにわたる広範な分野の「社会と空間」「空間と場所」についての論議を幅広く渉猟して、「時間−空間の社会分析」が社会理論の土台たるべきことを主張する。
〔社会学・都市論〕



4月23日発売
定価(本体2500円+税)四六判
柳父 章(やなぶ あきら)著
翻訳とはなにか 日本語と翻訳文化〈新装版〉
ISBN4-588-43609-0 C1081
近代初期の思想家・文学者による西欧語受容過程を具体的に検討しつつ、「意味以前の言葉」として流通する翻訳語特有の現象を<カセット効果>として理論化する。日本人の思考を支配してきた「翻訳日本語」への照射を通じて、翻訳が日本文化に何をもたらしたかを浮彫にする。既刊:『秘の思想』『日本語をどう書くか』『翻訳語の論理』『文体の論理』『翻訳文化を考える』。
〔日本語・翻訳文化論〕



4月24日発売
定価(本体11000円+税)四六判
L. フェーヴル/高橋 薫 訳
《叢書ウニベルシタス751》
ラブレーの宗教 16世紀における不信仰の問題
ISBN4-588-00751-3 C1322
ブローデル、ル・ゴフらに受け継がれ現代歴史学の展開に主導的役割を果たしてきたアナール学派の鼻祖リュシアン・フェーヴルの主著。『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』で知られる16世紀の作家ラブレーの思想を、同時代人との比較あるいは作品生成の経緯もまじえ分析すると同時に、新たな視点から生きた歴史学・歴史記述を目指した心性史の古典的名著完訳。
〔歴史学・文学〕


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