2003年 7 月近刊
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7月4日発売
定価(本体2800円+税)四六判
鈴木 克美(すずき かつみ)著
《ものと人間の文化史113》
水族館
ISBN4-588-21131-5 C0320
「魚のぞき」から「マリンパーク」へ ― わが国の水族館は明治の文明開化と共に歩んで120年、いまや飛躍的発展を遂げて空前のブームを呼んでいる。本書は、長年水族館とかかわってきた著者が、初期水族館の歩みを各地に遺る資料を発掘してたどりなおすとともに、水族館が抱えてきたさまざまな問題を歴史的に考察し、併せて水族館の未来像を探る初の〈日本水族館史〉の試み。自然への窓を開く施設として人々に親しまれてきた水族館をめぐる科学と夢の結晶の物語。同著者既刊:『鯛』『珊瑚』
〔文化史〕


7月16日発売
定価(本体1500円+税)四六判
J. ハーシー/石川 欣一・谷本 清・明田川 融 訳
ヒロシマ〔増補版〕
ISBN4-588-31612-5 C0021
「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第1位に選ばれた本書は、ピュリッツァ賞受賞作家ハーシーによる史上最初の原爆被害記録。1946年の取材による1〜4章(旧版)部分は、6人の被爆の体験と見聞をリアルに描き、85年の再訪で成った第5章「ヒロシマ その後」では、彼らの苦難の軌跡をヒューマンな筆致で追う。旧版部分の表記に修整を施して新組みし、第5章新訳を増補した決定版。
〔現代史・ノンフィクション〕


7月16日発売
定価(本体2500円+税)四六判
蜂谷 道彦(はちや みちひこ)著
ヒロシマ日記 〔新装版〕
ISBN4-588-31613-3 C0021
一瞬の閃光の下に現出した地獄絵の只中で九死に一生を得、広島逓信病院長として被爆者と生死を共にした著者が、ヒロシマの56日間の異常な体験を克明に記録し、極限に生きた人々の献身と勇気を渾身の力をこめて綴った稀有のドキュメント。人類史上初の核被爆体験の貴重な証言として海外にも広く紹介され、エリアス・カネッティは「この日記の各頁が熟考に値いする」と本書を絶賛している。
〔現代史・ドキュメント〕



7月25日発売
定価(本体4200円+税)四六判
R. ノウルズ 編/岩崎 宗治・加藤 洋介・小西 章典 訳
《叢書ウニベルシタス777》
シェイクスピアとカーニヴァル バフチン以後
ISBN4-588-00777-7 C1398
カーニヴァルを「ヨーロッパ民衆文化の生命 ― 自然の収穫と人間生命の持続を結ぶ祝祭的饗宴」として位置づけたミハイル・バフチンの理論を応用・展開させ、シェイクスピア劇の世界を新たな観点から読み直す。『ハムレット』『ロミオとジュリエット』などの再解釈のみならず、バフチン思想の根源、バフチンの方法論批判にも及び、今後の研究に多様で豊かな方向性を明示する。
〔文学・思想〕



7月30日発売
定価(本体3000円+税)A5判
川上 忠雄(かわかみ ただお)著
アメリカのバブル 1995-2000 ユーフォリアと宴の後
ISBN4-588-64534-X C3033
1990年代アメリカの株式ブームは、史上まれな大バブルに転化した。ここに戦後の高度成長終焉後の、あるいはブレトンウッズ体制崩壊後の世界経済に特有の問題が集中的に現われている。このような状況を生み出した諸要因は何か、アメリカの国内要因と世界経済の変動を結びつけ、ユーフォリア(舞い上がったような幸福感)からの転落のあとに続く、世界同時不況の長い過程を構造的に分析する。
〔アメリカ経済〕



7月31日発売
定価(本体2500円+税)四六判
E. レヴィナス/合田 正人・三浦 直希 訳
《叢書ウニベルシタス779》
貨幣の哲学
ISBN4-588-00779-3 C1310
1986年、レヴィナスはベルギーの一銀行の求めに応じて「貨幣の両義性」について講演、翌年これを「社会性と貨幣」という論文にまとめた。本書は、この2点と、講演前の予備対談・編者との往復書簡等から成る。ハイデガーが唯一現象学的考察を加えなかった貨幣を、倫理的意味を有し、世界の正義と人間化に貢献しうるものとして、売却・計算・融資・担保等に関連付けて考察。
〔貨幣論・思想〕


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