2004年9月刊
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9月1日発売
定価2730円(本体2600円+税)A5判
笹川 孝一 編
生涯学習社会とキャリアデザイン
ISBN4-588-68603-8 C1037
すべてが目まぐるしく変化し、個人の価値観やライフスタイルも多様化する現代社会では、仕事・家庭・コミュニティなど、それぞれの場で「自分らしい生き方(キャリア)」を「設計(デザイン)」し、その能力を発揮することが求められている。本書は、法政大学キャリアデザイン学部主催のシンポジウムの記録と、同学部教授陣による教育の構想・抱負、学生たちへのアドバイスから成る好ガイドブック。
〔経営・教育〕



9月1日発売
定価3150円(本体3000円+税)四六判
山内 昶 著
《ものと人間の文化史122-I》
もののけ I
ISBN4-588-21221-4 C0320
「ものぐさ」「もの好き」「もの悲しい」など、名づけえぬ対象を指す万能のゼロ記号〈もの〉の文化をめぐって、日本の妖怪変化、未開社会の〈マナ〉、西欧の悪魔やデーモンを比較考察し、それらを自然と人間、生と死の対立構造における内外の自然に対する抑圧の機構として見直す。古今東西の膨大な文献と民族誌を渉猟して、人類文化を絶えず脅かしている〈異様なもの〉への想像力の歴史を浮彫りにする。
〔文化史〕



9月1日発売
定価2835円(本体2700円+税)四六判
山内 昶 著
《ものと人間の文化史122-II》
もののけ II
ISBN4-588-21222-8 C0320
自然=カオスと文化=コスモスの対立の中で、人間は常に〈野生の思考〉を働かせてその対立を乗り越えてきた。日本の鬼、古代ギリシアのダイモン、中世の異端狩り・魔女狩り等を比較しつつ人類の魔物観の普遍的共通性と特殊的差異性を浮彫りにし、人類文化史の隠された意味を解読する。〈魔物〉をめぐる東西文化の比較を通じて西欧的思考の二項対立と東洋の〈融合〉の思想の奥深い背景をさぐる。
〔文化史〕



9月3日発売
定価2730円(本体2600円+税)四六判
水野 浩二 著
《思想*多島海シリーズ》
サルトルの倫理思想 本来的人間から全体的人間へ
ISBN4-588-10001-1 C1010
意識と身体を有する「本来的人間」にとって、他者との不一致という「原初的疎外」を超えるのは互いの目標追求の自由を認める「相互承認」のみである。この1940年代の「相互承認」の倫理学から、60年代以降の「ローマ講演」に始まり『弁証法的理性批判』での「欲求」概念の深化を受けて提起される「全体的人間」の「革命の倫理学」へと、サルトル倫理思想の形成と転換の過程を探る。
〔哲学思想・倫理学〕



9月15日発売
定価8400円(本体8000円+税)B5判
G. ドゥルーズ著/山縣 熙 訳
感覚の論理 画家フランシス・ベーコン論
ISBN4-588-15801-5 C0010
20世紀最大の色彩画家の一人フランシス・ベーコンの作品(97点収録)を素材に、絵画とは何か、芸術とは何かを問い、「感覚の論理」を読み解こうとする哲学者ドゥルーズの思想的冒険。絵画の三要素(構造・形体・輪郭)、力、リズム、時間、相互性などを主なキーワードにベーコン芸術のさまざまな位相の展開を解釈、歪み・変形した不思議な人物像に表現されるその特異な世界を明らかにする。
〔芸術・思想〕



9月15日発売
定価2100円(本体2000円+税)A5判
川喜多 喬 著
《キャリアデザイン選書》
人材育成論入門
ISBN4-588-68001-3 C1337
「人材」とは、人を「木石」扱いすることではない。「材」を作る「木」と「才」は、もともと「立派な人」「優れた素質」を意味する。人類社会が古来営々と追求してきた「人材育成」の歴史と課題を簡潔に説き、現代社会の各分野での「人材育成」の現状・方法・改革方向などに及ぶ。全国初の、法政大学キャリアデザイン学部が世に問う、教科書シリーズ《キャリアデザイン選書》第一作。
〔教育・経営〕



9月17日発売
定価3675円(本体3500円+税)四六判
三光 長治 著
《思想*多島海シリーズ》
晩年の思想 アドルノ、ワーグナー、鏡花など
ISBN4-588-10002-5 C1310
著者は永年、ワーグナーとアドルノの翻訳に携わる一方、『エルザの夢――新しいワーグナー像を求めて』『知られざるワーグナー』『アドルノのテルミノロギー』などを世に送り、その広大な作品、難解なテクストの読解・研究に努めてきた。聴き直し、読み直し、視点を換え、回り道を重ねての執拗な対話は、本書で、芸術・思想の受容から批判的摂取への道筋を拓く、熟成の境地に至る。
〔思想・音楽・文学〕



9月21日発売
定価4830円(本体4600円+税)四六判
D.R ヴィラ著/伊藤 誓・磯山 甚一 訳
《叢書ウニベルシタス798》
政治・哲学・恐怖 ハンナ・アレントの思想
ISBN4-588-00798-X C1310
全体主義の恐怖、ハイデガー哲学の革命性と政治的愚性、民主的抗争のあり方、公共圏の劇場性、ソクラテス的思考の溶解性――これらのテーマをめぐるアレントの洞察のラディカリズムを説き、その思想をポストモダンの先駆をなす政治思想として位置づける試み。前著『アレントとハイデガー』の考察をさらに発展させ、今日の状況下でますます輝きを増すアレント思想の本源をさぐる。アレント思想入門の書。
〔哲学・思想〕



9月24日発売
定価12600円(本体12000円+税)A5判
立花 雄一 編
横山源之助全集 第5巻 富豪史(一)
ISBN4-588-61005-8 C0336
社会思想社からの〈継承出版〉再開第1回(通算第4回)配本。本巻には、下層社会の研究に劣らず豊富な量と内容をもちながら、ほとんど顧みられることのなかった明治富豪史研究の前段階に位置する作品群を収録する。富豪を論じつつ、その陰に敗れ去った者たちにも光を当て、富豪の問題を社会問題として位置づけた諸論考は、横山の特異な史観の本質を明らかにする。(全9巻・別巻2/内容見本呈)
社会思想社版既刊(第1〜2巻・別巻1)も小局で取り扱います。
〔社会・労働〕



9月23日発売
定価5145円(本体4900円+税)四六判
J. スタロバンスキー著/井田 尚 訳
《叢書ウニベルシタス796》
作用と反作用 ある概念の生涯と冒険
ISBN4-588-00796-3 C1310
古代ギリシア哲学から中世スコラ哲学を経て近世・現代に至る科学史・文学史・哲学史の流れの中で、「作用」と「反作用」という幅広い語義をもつ一対の概念が辿った歴史過程をパノラマ的な視野で捉える。ニュートン、ホッブズ、ライプニッツ、ディドロ、ゲーテ、カント、マラルメ、ニーチェ、フロイト等々を縦横に引用・分析し、近代ヨーロッパの壮大な知の歴史を映し出した野心作。
〔思想・科学史〕



9月28日発売
定価3360円(本体3200円+税)四六判
植田 祐次 著
《思想*多島海シリーズ》
共和国幻想 レチフとサドの世界
ISBN4-588-10003-3 C1398
『パリの夜』『南半球の発見』などの作家レチフ、『悪徳の栄え』『恋の罪』などのサドを中心に、革命期フランスの夢想と幻視の世界を探る。モンテスキュー、ヴォルテール、ディドロらの啓蒙思想家をはじめ、メルシエ、メリエ、マブリ、モレリらの特異な宗教・社会批判、ユートピア思想も自在に論じ、18世紀精神史の豊かな鉱脈に迫る。レチフ・サド研究の第一人者による論考集成。
〔思想・フランス文学〕


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