2004年12月刊
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12月1日発売
定価7560円(本体7200円+税)四六判
ヘンリー・アダムズ著/野島 秀勝 訳
《叢書ウニベルシタス808》
モン・サン・ミシェルとシャルトル
ISBN4-588-00808-0 C1310
中世ロマネスク建築の代表例であるモン・サン・ミシェル修道院聖堂と,中世ゴシック建築の典型であるシャルトル大聖堂の建築構造を論じ、それとの類比において12世紀の歴史と思想・文学、13世紀ヨーロッパの精神風土を解き明かし、トマス・アクイナスの神学体系におよぶ。統一性と多様性、エネルギーとエントロピーという永遠のアポリアとの対決の書。
〔思想・歴史・文学〕



12月1日発売
定価1785円(本体1700円+税)A5判
早瀬 晋三 著
歴史研究と地域研究のはざまで フィリピン史で論文を書くとき
ISBN4-588-33523-5 C1022
大学の変化にともない,歴史研究の分野でも学生・大学院生が多様化し,従来のディシプリンとは異なった教育を受ける院生の数も増え,卒論・修論・博論を書くための「手引き書」が必要になっている。本書はフィリピン史研究でどのような論文が書けるのかを,テーマの設定,スケジュールの立て方,執筆や図書館利用のしかたを含め,詳細な文献ガイドにそくして具体的に例示する。
〔歴史研究・東南アジア史〕



12月13日発売
定価3990円(本体3800円+税)四六判
アーヴィング・ラウス著/杉野目 康子 訳
《叢書ウニベルシタス809》
タイノ人 コロンブスが出会ったカリブの民
ISBN4-588-00809-9 C1338
コロンブスによる新大陸「発見」が契機となって、その後わずか三十年余で絶滅したタイノ人とは、いかなる民族であったか。紀元前二千年紀に南米の内陸部で発生した彼らの祖先が、いかにして西インド諸島に勢力を広げ、コーンの栽培技術を開発し、シガーをはじめて生産するなど、独自な文化を生み出すにいたったかを、主として土器を手がかりとして追跡する。
〔人類学・考古学〕



12月17日発売
定価4410円(本体4200円+税)四六判
タムシン・バートン著/豊田 彰 訳
古代占星術 その歴史と社会的機能
ISBN4-588-35602-X C1022
現在もなお大衆文化に深く根を下ろした占星術は、古代世界において、それとは比較にならない重要性を持っていた。メソポタミアからヨーロッパにおよぶ古代世界を対象に、占星術の歴史的背景を探り、基本原理を解説し、起源以来の変遷を追跡し、その歴史的・社会的役割を明らかにするとともに、占星術と医術や魔術、カルト神学やミトラス教との関係におよぶ。
〔古代史・科学史〕



12月17日発売
定価4410円(本体4200円+税)四六判
ジョン・D. カプート編/高橋 透 他訳
《叢書ウニベルシタス810》
デリダとの対話 脱構築入門
ISBN4-588-00810-2 C1310
1994年にアメリカのヴィラノヴァ大学で開催されたデリダを囲む「円卓会議」の記録。脱構築の中心的テーマをめぐって啓蒙的な議論が展開される。哲学の課題、ギリシャ人たち、正義、責任、贈与、共同体、メシア的なもの、ジョイスの解釈などを主題に、脱構築という作業の深遠で肯定的な、倫理=政治的推進力を提示する。デリダが雄弁に語る、脱構築を理解する上での簡明かつ説得力のある入門書。
〔哲学・思想〕



12月21日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
福井 貞子 著
《ものと人間の文化史123》
染 織(そめおり)
ISBN4-588-21231-1 C0320
糸づくり、織り、染めの手仕事によって幾世代にもわたって伝えられた衣服の民俗を自らの体験と聞書調査をもとに復元しつつ、近代日本の染織文化を描く。染織をめぐる地域の習俗、服飾や被服管理にかかわる庶民の工夫の数々を紹介するとともに、手技の伝承の中で培われた忍耐と、創造の喜びにみちた人間教育が物づくりの歴史を支えてきた経緯を語る。『木綿口伝』『野良着』『絣』につづく衣生活の文化史。
〔民俗・文化史〕



12月21日発売
定価2310円(本体2200円+税)四六判
馬場 公彦 著
『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史
ISBN4-588-13016-1 C1090
戦後児童文学の傑作として多くの読者を獲得し,二度の映画化もされた『ビルマの竪琴』。その著者竹山道雄は,今年で没後20年を迎えた。本書は,竹山の主著と評論の数々を丹念に追いながら,知識人による戦争責任の議論のなかに彼の思想を位置づけ直し,戦後60年を目前にしたいま,アジア・西欧諸国と日本をめぐる真の「和解」のかたちとその可能性についても考察する。
〔日本思想史・戦後史〕



12月21日発売
定価4410円(本体4200円+税)A5判
尾高 煌之助 編
《法政大学比較経済研究所研究シリーズ》
近現代アジア比較数量経済分析
ISBN4-588-60219-5 C3333
膨大な時間と労力をついやして作成された、19世紀末から20世紀末にかけてのアジア各地域のマクロ経済統計の数々。本書は、それらの統計を利用しつつ、経済史と経済理論を架橋しながら近現代アジアの人口統計や経済活動の国際価値比較をめぐる方法論を検討し、さらには経済発展に関する各国・地域の制度的前提や統計の比較検証を通して、“解析的経済史”を構築するための野心的なこころみ。
〔社会科学・経済史〕


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