2005年4月刊
FAX 注文書(プリントしてご利用下さい)




4月7日発売
定価2835円(本体2700円+税)A5判
和田 幹彦(わだ みきひこ)編著
《法政大学現代法研究所叢書26》
法と遺伝学
ISBN4-588-63026-1 C1332
遺伝子情報を取り扱う現場での、倫理的・法的・社会的問題とは何か。自然科学の新たな知見の、社会における応用はいかに規制されるべきか。クローンベビーのみならず、デザイナーチャイルドすら水平線上に見えてきた遺伝子工学の発展を視野に入れて21世紀の課題を展望し、同時に進化生物学などの知見と思考手段を用いて、「法とは何か」の問題を再検討する。
〔法律・生命倫理〕



4月8日発売
定価3465円(本体3300円+税)A5判
中才 敏郎(なかさい としろう)編
ヒューム読本
ISBN4-588-15040-5 C1010
イギリス経験論哲学の主峰、ディヴィッド・ヒュームの思想世界を多角的に照らし出し、最新の国際的研究も踏まえ書き下ろされた、待望の読解・研究入門。中才敏郎「生涯と著作」、神野慧一郎「ヒュームの哲学的立場」、一ノ瀬正樹「自由・偶然・必然」、石川徹「ヒュームの情念論」、伊勢俊彦「ヒューム、その道徳哲学の視野」、坂本達哉「ヒュームにおける社会科学の生誕」のほか、真船えり・久米暁・壽里竜3氏の論考を収む。研究案内・関係年譜を付す。
〔哲学・思想(イギリス哲学)〕



4月13日発売
定価2625円(本体2500円+税)A5判
小林 修一(こばやし しゅういち)著
ヒト・社会のインターフェース 身体から社会を読む
ISBN4-588-67508-7 C1036
社会は欲望や情動といった身体性に支えられているとする見地から、「状況論」的視座、あるいは「構造論」的視座のいずれかに分岐した現代社会学の射程外に位置する「人間論」的枠組みを再構成し、それにもとづく新たな社会学的パラダイムを提示する試み。ブルデューやギデンズ、エリアスらの理論を援用しつつ展開する社会学的〈解体新書〉。
〔社会学・人間論〕



4月14日発売
定価3360円(本体3200円+税)A5判
岸井 大太郎(きしい だいたろう)・鳥居 昭夫(とりい あきお)編著
《法政大学現代法研究所叢書25》
公益事業の規制改革と競争政策
ISBN4-588-63025-3 C3332
電力、ガス、電気通信など、公益事業分野における規制改革と競争政策のあり方について、経済、行政、法律の分野から論じた学際的研究。規制改革に伴って登場した、政府からの一定の独立性を有する「独立規制機関」について、その内容と特徴を論じるとともに、独占を前提にした規制から競争政策を重視した規制への転換の中における市場支配力概念の比較法的検討を行う。
〔法律・行政〕



4月20日発売
定価2625円(本体2500円+税)四六判
フリートマル・アーペル著/林 捷 訳
《叢書ウニベルシタス817》
天への憧れ ロマン主義,クレー,リルケ,ベンヤミンにおける天使
ISBN4-588-00817-X C1371
本来不可視である天使が形象化されるのはなぜか。啓蒙主義による理性の強制に対する反抗の形象として出発し、近代から現代にかけて次第に世俗化する天使シンボリズムの文脈の中で、ロマン主義による天使描写の意味を探るとともに、リルケ、クレー、ベンヤミンにおける実存的な天使を論じ、神の死が喧伝される現代において〈天への憧れ〉はいかに変容したかを問う。
〔美学・文学・芸術〕



4月20日発売
定価7875円(本体7500円+税)A5判
村串 仁三郎(むらくし にさぶろう)著
国立公園成立史の研究 開発と自然保護の確執を中心に
ISBN4-588-64538-2 C3033
明治期における国立公園思想の萌芽と自然保護の動きから始め、大正期におけるその思想的発展と政策の形成、論争を経て、1931(昭和6)年の国立公園法の成立経緯と法自体の問題点、それより1936年1月までに12の国立公園が指定されるに至る過程を、環境経済学・自然保護運動史の観点から実証的に追究する。さらに富士箱根・日光・中部山岳・十和田・吉野熊野など主要国立公園の事例研究を通して、開発と自然保護双方の論理を追う。
〔環境経済学・観光経済学・日本近代史〕



4月22日発売
定価2100円(本体2000円+税)四六判
マリー・カリウ著/永野 拓也 訳
《叢書ウニベルシタス818》
ベルクソンとバシュラール
ISBN4-588-00818-8 C1310
フランス科学哲学の展開に重要な役割を果たした二人の思想家を取り上げ、ベルクソンをバシュラールによって、バシュラールをベルクソンによって「読解」してゆく試み。イメージと隠喩、直観と否定、認識論と形而上学などの主題をめぐって、テクストを介した両者の「対話」を目論み、二つの思想の結節点を探りながら、広く哲学を「読む」ための手引きを与えてくれる。
〔哲学・思想〕



4月28日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
姜 萬 吉(カン・マンギル)編/太田 修・庵逧 由香 訳
《韓国の学術と文化21》
朝鮮民族解放運動の歴史 平和的統一への模索
ISBN4-588-08021-0 C0331
20世紀初頭、朝鮮半島は日本帝国主義による植民地支配の下、独立と自由を求めて国粋的民族主義運動から急進的社会主義運動にいたるさまざまな運動が沸き起こり、離合集散をくりかえしながらも一貫して〈民族解放運動戦線〉の統一を志向してきた。これら統一戦線に立脚した民族解放運動の経緯を克明にたどり、統一志向運動の歴史的起源を探るとともに〈南北平和的統一〉への展望を模索する。
〔政治史〕


2005年3月← | HOME | →2005年5月