2005年5月刊
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5月18日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
フォルカー・ライヒェルト著/井本しょうじ・鈴木 麻衣子訳
《叢書ウニベルシタス819》
世界の体験 中世後期における旅と文化的出会い
ISBN4-588-00819-6 C1322
中世ヨーロッパにおいて、人はどのような動機で旅をしたのか。旅人は訪問先で、地域の現実や状況にどのように接し、どう対応したのか。いわゆる「地理上の発見」時代の解説ではなく、より純粋に、距離的な遠近を超えた「異文化体験」の歴史をあとづけ、世界を体験する過程としての出会いが生み出したさまざまな葛藤、理解と対話、誤解や偏見の実態を明らかにする。
〔文化史・中世〕

5月19日発売
定価5040円(本体4800円+税)四六判
アクセル・ホネット著/加藤 泰史・日暮 雅夫・他訳
《叢書ウニベルシタス793》
正義の他者 実践哲学論集
ISBN4-588-00793-9 C1310
批判的社会理論の伝統を継承しつつ現代の思想潮流との対決・対話によってその理論の深化を図るホネットが、手続き主義的な思考に基づく正義論の諸境界をさまざまな方向性において探求する試み。実践哲学の相違する三領域、社会哲学・道徳哲学・政治哲学それぞれの体系的課題を独自の承認論を展開させて分析し、「正義の原理」とその「他者」との関わりに新たな照明を当てる。
〔哲学・思想〕

5月20日発売
定価4725円(本体4500円+税)A5判
金 振 松 著/川村 湊 監訳
《韓国の学術と文化22》
ソウルにダンスホールを 1930年代朝鮮の文化
ISBN4-588-08022-9 C1336
1930年代、日本植民地支配下の朝鮮半島の人たちはどのような生活を営んでいたのか──従来の政治主義的・民族主義的桎梏を解き放ち、当時の新聞・雑誌記事やルポルタージュ、写真等ナマの資料を集成して、植民地化と近代化を同時に体験した人々の生活と文化を再現する。風俗、映画、娯楽、スポーツ等のサブカルチャー研究からアプローチした異色の文化史。
〔社会史・文化史〕

5月22日発売
定価4725円(本体4500円+税)A5判
李 暁 東 著
近代中国の立憲構想
ISBN4-588-15041-3 C3022
西欧列強による分割の危機にさらされていた近代中国において、富強のための立憲政治をいかに確立するかは大きな課題であった。本書は「民度」という言葉を鍵に、厳復、楊度、梁啓超の国会・立憲をめぐる思想とその変遷を、福沢諭吉や加藤弘之ら明治期日本の知識人との比較を含めて論じ、自国の伝統と近代西欧思想とのせめぎ合いのなかで苦悩した啓蒙思想家たちの姿を浮き彫りにする。
〔東アジア思想史〕
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