2005年9月刊
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9月7日発売
定価2100円(本体2000円+税)A5判
石坂 悦男/田中 優子 編
メディア・コミュニケーション その構造と機能
ISBN4-588-67509-5 C1036
メディア・コミュニケーションの急激かつ広範な展開は、人と社会をどのように変えていくのか。神と人とをつなぐ〈もの〉をメディアとして捉えた田中優子「メディアとしての布」を巻頭に、報道の客観性、情報の寡占、映像のメカニズム、テレビの機能変化、広告の社会的機能を論じ、メディアと権力の関係からハーバマス『事実性と妥当性』の検討におよぶ。
〔社会学・メディア論〕

9月7日発売
定価7665円(本体7300円+税)A5判
日下部 吉信 著
ギリシア哲学と主観性 初期ギリシア哲学研究
ISBN4-588-15043-X C3010
「西洋形而上学は存在に対して身を閉ざしつづけてきた」とするハイデガーと同様の見地から、ソクラテス以前のギリシア自然哲学をギリシア哲学の本体と位置づけ、そこからソクラテス・プラトン哲学とその帰結である西洋形而上学、ならびに近代世界を、主観性の哲学として相対化する。従来のギリシア哲学史観に根本的な変更を迫る、大胆かつ挑戦的な「新しい時代のギリシア哲学」。
〔哲学・思想〕

9月15日発売
定価2310円(本体2200円+税)四六判
キース・ジェンキンズ著/岡本 充弘 訳
《叢書ウニベルシタス826》
歴史を考えなおす
ISBN4-588-00826-9 C3320
記されたもの、つまりテクストとして存在している歴史は、史料をも含めて実在としての過去とは異なるものである──このような「言語論的転回」以降の思考は、それまでの、過去の実在を前提とし、その客観的認識は可能であるとしてきた、実証主義的な歴史の根拠を鋭く批判するものであった。本書は、こうしたポストモダニズム的な視点からの旧来の歴史学への批判を、きわめて簡明に論じた格好の入門書。
〔歴史理論〕

9月16日発売
定価2310円(本体2200円+税)四六判
ウェンデル・ベリー著/三国 千秋 訳
《叢書ウニベルシタス824》
ライフ・イズ・ミラクル 現代の迷信への批判的考察
ISBN4-588-00824-2 C1336
「生き物は環境の中にいるだけでなく、その環境を構成するのも生き物である」と明快に説く現代アメリカの詩人・評論家で長年農業を営む著者が、現代の科学と科学技術のあり方を批判的に考察しつつ、生命の観点から独自の環境理論を展開する。生命・生活・人生を文化的伝統や宗教的側面から解釈する著者の言葉は「ライフ」とは何かについて新鮮な思考を提示し、混迷の時代に生きる喜びと希望を与えてくれる。
〔環境問題・思想・教育〕

9月21日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
佐藤 利夫 著
《ものと人間の文化史128》
裂織(さきおり) 木綿生活誌
ISBN4-588-21281-8 C0320
衣生活の中に木綿が導入された近世以降、人々はその独特の風合いと強靭さを生かして〈裂織〉というすぐれたリサイクル文化を生み出してきた。わけても東西文化交流の中継地であった佐渡において裂織文化が開花し、豊かな民俗として定着し、今日まで継承されている。長年にわたる古老たちからの聞書と実地調査をもとに、木綿の流通から織りの技術、利用の変遷までを多数の資料写真と共に描き出し、失われつつある手づくりの衣生活文化を見なおす。
〔民俗・文化史〕

9月27日発売
定価3990円(本体3800円+税)A5判
田中 義久/小川 文弥 編
テレビと日本人 「テレビ50年」と生活・文化・意識
ISBN4-588-67510-9 C1036
1953年2月1日、テレビ本放送が開始されて以来半世紀、日本人はテレビをどのように見てきたか、テレビは日本人の生活と意識をどう変えてきたか。戦後日本の社会変動および生活世界の変容というマクロな過程とテレビ視聴との関連、さらに年層別・性別・階層別等々のミクロな視聴態様の分類・傾向・問題を分析し、環境化した現代テレビ文化のありようをトータルに問う。「テレビ視聴に関する知見集・年表」を付す。
〔社会学・マスコミ論・マスメディア論〕
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