2006年5月刊
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5月8日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ホセ・オルテガ・イ・ガセット著/杉山 武 訳
《叢書・ウニベルシタス 846》
ライプニッツ哲学序説 その原理観と演繹論の発展
ISBN4-588-00846-3 C1310
西洋哲学の誕生以来の認識論、存在論を徹底的に掘り下げ、はたして理性とか知性は人間に正確な認識を保証してくれるのかという根本的究極的問題に挑む、『大衆の反逆』(1930)で著名なオルテガの遺稿。アリストテレス―エウクレイデスの古典的思考法およびデカルト―ライプニッツの近代的思考法における「知」の根拠づけを詳細に検証し、より確実な「認識」獲得の新たな筋道を提起する。オルテガ思想円熟期の軌跡を辿るのに不可欠の書。
〔哲学・思想〕



5月11日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ジョン・アーリ著/吉原 直樹 監訳
《叢書・ウニベルシタス845》
社会を越える社会学 移動・環境・シチズンシップ
ISBN4-588-00845-5 C1333
モノ、コト、ヒトが「社会を越える」ことによって社会学はいかなる方向に向かうのか──。市民社会論と時間・空間論を両輪に、従来の社会学においてブラックボックスとなっていた「移動」概念に焦点を当て、レジャーや仕事のための旅行から、情報や廃棄物の移動、都市テロや伝染病まで、21世紀の移動と越境を論じ、ポスト国民国家における脱中心的な市民社会を予見する。
〔社会学/時間・空間論〕



5月18日発売
定価6300円(本体6000円+税)四六判
ハンナ・アーレント著/U. ルッツ,I. ノルトマン編/青木 隆嘉 訳
《叢書・ウニベルシタス842》
思索日記 II 1953-1973
ISBN4-588-00842-0 C1310
アーレントが思想的に最も多産な時期(50年代前半)から晩年の1973年まで、27冊のノートに書きつづけられた厖大な日記の完結篇。過去の概念や観念をそれぞれの構造から取り出し、現代の問題に移しかえて対話させる試みであるとともに、活動的生活と観想的生活を包括する独自の思考の所産を記録した稀有のドキュメント。「カント・ノート」および編者による詳細な解題と総索引を付す。全2巻。
〔哲学・思想〕



5月25日発売
定価4725円(本体4500円+税)A5判
松薗 斉(まつぞの ひとし)著
《叢書・歴史学研究》
王朝日記論
ISBN4-588-25052-3 C3321
天皇・貴族らが主に「公事情報」を蓄積するために始めた平安時代の日記は、「家」の日記、「日記の家」を生み、「国家レベルの情報装置」となり、「家記のネットワーク」を形成した。定家『明月記』にみる公事への関心と認識、説話作家たちの日記の利用、日記や文書の移動と戦火からの避難のための「文車」の考察も含め、「情報史」の視点から、王朝日記の発生・展開・終演の過程を追求。
〔日本中世史・情報史〕



5月30日発売
定価5565円(本体5300円+税)四六判
ユルク・ヴィリィ著/奥村 満佐子 訳
《りぶらりあ選書》
エコ心理療法 関係生態学的治療
ISBN4-588-02229-6 C1310
『夫婦関係の精神分析』(小局既刊)など二人関係の治療で世界的に知られる著者のエコ・サイコセラピーの基礎理論と実践編。精神科治療あるいは心理療法の目標は「周囲との良好な関係性の構築」であり「周囲との相互発達・成長」と考える立場から、人が心身の健康を保つ上で重要な「関係の生態」を詳細に分析し、関係生態学的心理療法の実際を示す。この分野の教科書としても最適。
〔精神分析・心理療法〕



5月31日発売
定価8190円(本体7800円+税)A5判
ピーター・B. ラービ著/加藤 恒男・岸本 晴雄・松田 博幸・水野 信義 訳
哲学カウンセリング 理論と実践
ISBN4-588-18603-5 C1011
古来哲学は、対話によって人々の日常的な問題に応えるという治療的な役割を担うものであり、哲学カウンセリングは、哲学者=セラピストが複雑な問題を抱える現代人の心を癒し解放する哲学的実践である。本書は哲学にかんする最良の構想と実践報告をもって一つのカウンセリング・モデルを検討・解説し、さらに哲学の今日的あり方への批判とその実践的あり方の回復への提言に及ぶ。
〔臨床心理・哲学〕


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