2006年6月刊
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6月13日発売
定価13650円(本体13000円+税)A5判
立花 雄一(たちばな ゆういち)編
横山源之助全集 第4巻 社会・労働 四
ISBN4-588-61004-X C0336
本巻は『日本之下層社会』の系譜に連なる「浮浪人問題」など、貧民の実態や変貌、首都東京のスラム街の変遷にかかわる論考をはじめ、工場法案成立にいたる曲折の歴史を綴った「工場法案の今昔」、さらには「足尾銅山の坑夫」や「婦人と犯罪」、第一次世界大戦勃発の早くも二ヶ月後に統計的分析を駆使して書かれた「独逸帝国の国力」など、明治37(1904)年以降の作品58篇を収録する。(通巻第九回配本)
〔社会・労働〕



6月14日発売
定価5565円(本体5300円+税)四六判
ツヴェタン・トドロフ著/大谷 尚文 訳
《叢書・ウニベルシタス848》
悪の記憶・善の誘惑 20世紀から何を学ぶか
ISBN4-588-00848-X C1310
20世紀の悲劇の源となった二つの全体主義(共産主義とナチズム)に共通する科学万能主義とユートピア思想が善悪二元論による排外主義に帰結した経緯を辿るとともに、この悲劇の渦中で批判的ヒューマニズムを貫いた人々の人生と思想を蘇らせ、20世紀の経験が現在に投じる光を探究する。全体主義の世紀から多元主義的民主主義の世紀へ──21世紀に生きる人間の道をさぐる。
〔現代史・思想〕



6月16日発売
定価5040円(本体4800円+税)四六判
アメリコ・カストロ著/本田 誠二 訳
《叢書・ウニベルシタス849》
セルバンテスとスペイン生粋主義 スペイン史のなかのドン・キホーテ
ISBN4-588-00849-8 C1398
セルバンテスをヨーロッパ的知性主義の中に定位し、エラスムス主義的な普遍的知性として捉えた既訳『セルバンテスの思想』に対して、本書はセルバンテスを極めて特殊なスペイン的生粋主義の中に定位し、〈新キリスト教徒〉の血統に属する知性として捉え直す。スペイン内戦の悲劇を経験した後に生み出された新たなるスペイン史観に照射されたセルバンテス像を余すところなく描く。
〔文学・思想〕



6月30日発売
定価3780円(本体3600円+税)四六判
永澤 正好(ながさわ まさよし)著
《叢書・ウニベルシタス850》
〈田辺竹治翁聞書〉四万十川 II 川行き
ISBN4-588-30032-6 C0039
清流・四万十川は多彩な魚や鳥たち、森に棲む獣たちを育んできた。幼少の頃から鮎や鰻やゴリたちと知恵くらべをしながら川魚漁に親しんできた翁の語りはいよいよ佳境に入る。自然界の微妙な変化への鋭い観察や日々の創意工夫に満ちた翁の語りは、流域における魚の生態、人間と魚とのかかわりの足跡、そしてこの一世紀間の流域と魚や鳥の世界の大変化をまざまざと証言する。
〔民俗・環境〕


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