2006年7月刊
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7月11日発売
定価3465円(本体3300円+税)四六判
N. アブラハム,M. トローク著/港道 隆・森 茂起 訳
《叢書・ウニベルシタス850》
狼男の言語標本 埋葬語法の精神分析/付・デリダ序文《Fors》
ISBN4-588-00850-1 C1311
フロイトの成功しなかった分析として有名であり、晩年に自らその回想録を執筆した「狼男」の症例を、体内化の概念から出発して入念な読み直しを図り、彼の夢と症状とを解釈し直した革命的作品。狼男の多言語使用に注目し、ドイツ語・英語・ロシア語の間の連想的理解を通して、狼男の心的世界、自我の「地下埋葬室」に隠された「タブー語」を読み解く。付=デリダの序文《Fors》。
〔精神分析・言語・思想〕



7月11日発売
定価3570円(本体3400円+税)四六判
M. マルティネス,M. シェッフェル著/林 捷・末永 豊・生野 芳徳 訳
《叢書・ウニベルシタス851》
物語の森へ 物語理論入門
ISBN4-588-00851-X C1398
物語研究のもっとも基礎的な理論的根拠である〈虚構性〉についての論述から始まり、〈物語られた世界〉の呈示法にかかわる諸観点と、それを構成する内容的な諸要素を、具体的な作品を通して明らかにする。文学教育の現場の経験をふまえつつ、社会言語学・認知心理学・人類学・歴史学などにおける物語と物語行為に関する理論的な試みをも採り入れて書かれた格好の教科書・入門書。
〔文芸学・物語理論〕



7月11日発売
定価3150円(本体3000円+税)四六判
松下 圭一(まつした けいいち)著
現代政治*発想と回想
ISBN4-588-62516-0 C1031
戦後の社会理論、とくに市民政治理論の形成と展開に大きな成果を挙げてきた著者が、半世紀以上に及ぶ研究と運動の足跡を回想しつつ、現代政治の焦点を縦横に語る。大衆社会論に始まり、都市型社会、政策型思考、シビル・ミニマム、公共政策、自治体再構築、市民立憲等々に及ぶ鋭い問題提起は、国際化と分権化の時代にますます重みを増している。「松下圭一著述目録」を収む。
〔政治学・都市論・公共政策〕



7月18日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
ヒラリー・パトナム著/藤田 晋吾・中村 正利 訳
《叢書・ウニベルシタス847》
事実/価値二分法の崩壊
ISBN4-588-00847-1 C1310
大衆文化や哲学思想・社会科学などにおいて、歴史的にさまざまな形で展開され擁護されてきた「事実/価値二分法」に対して論争を挑むパトナム哲学の批判的考察。その「事実認識は客観的でありうるが、価値判断は主観的である」という根底的思考をD. ヒュームに始まりカント、デューイ、A. セン、ハーバーマスらを検証して斬新かつ独創的反論を提示し、問題の把握と理解に導く。
〔哲学・思想〕



7月24日発売
定価4200円(本体4000円+税)四六判
塩谷 格(しおたに いたる)著
サツマイモの遍歴 野生種から近代品種まで
ISBN4-588-30204-3 C1061
サツマイモの起源と伝播、サツマイモをとりまく微生物の世界、花と種子に秘められた自然の営み、世界に先駆けた日本の育種・品種改良技術、近代化による遺伝資源の喪失など、サツマイモが辿った歩みを世界史的視野で見なおし、世界的規模での食糧危機が予想される未来において、人類の基本的食料・栄養源としてのサツマイモの果たす重要な役割を説く。
〔農業・環境〕


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