2006年9月刊
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9月8日発売
定価2625円(本体2500円+税)四六判
松岡 未紗(まつおか みさ)著
(ころも)風土記 I 全4巻刊行開始
ISBN4-588-30041-5 C0021
絹・木綿はもとより、アイヌのシナ布から麻・青苧(カラムシ)の布、コウゾの紙衣まで。万葉集に詠まれた「しのぶ摺り」から藍染め・紅花染め、京友禅まで。「つづれぼろ」や裂織りから紬や絣まで──。衣服の素材となる植物や蚕を育て、糸を紡ぎ、布を織り、それを染めた人びとの技と心をたずねた旅の記録。自身は着ることもない絹を織った女たちの哀しみを思い、旅で出会った土地の人々との交流をユーモアをまじえて描きつつ、現代の衣服文化に対する批判をもさりげなく語る。II〜IV=10〜12月刊。
〔歴史・紀行〕



9月20日発売
定価1890円(本体1800円+税)A5判
左古 輝人(さこ てるひと)著
畏怖する近代 社会学入門
ISBN4-588-67513-3 C1036
〈近代的主権国家〉あるいは〈産業資本制市場社会〉を主要な単位とみなす〈社会〉の二大フォーマットを論じ、そこに回収され得ない19世紀の賃労働者・群衆、20世紀の新中間層・大衆に焦点を当てて執筆された社会学入門。17世紀から現代までの約400年にわたって、近代社会が歩んできた道のりとその中での主要な出来事に明確な見取り図を示しつつ、現代社会の課題に対する読者の共感を促す。
〔社会学・近代史〕



9月20日発売
定価4410円(本体4200円+税)A5判
マルク・ボワイエ著/成沢 広幸 訳
観光のラビリンス
ISBN4-588-67512-5 C1036
観光は生きている。第二次大戦直後にエリートだけのものであった観光は、高度経済成長によって大衆化し、その終焉とともに安定期を迎えた。では2000年代において、観光はどう変化するのか。その兆しをとらえ、諸科学の成果を採り入れ、単なる移動についての記述やマーケティング論を越えて、ラビリンス(迷宮)ともいうべき複雑化した観光の現象と本質、現状と未来を読み解く。
〔社会学・観光論〕



9月21日発売
定価3990円(本体3800円+税)四六判
及川 馥(おいかわ かおる)著
《思想*多島海》シリーズ 7
原初からの問い バシュラール論考
ISBN4-588-10007-6 C1370
『火の精神分析』『水と夢』『空と夢』『大地と意志の夢想』の四部作によって、四大元素にもとづく想像力の世界を〈もの〉と〈人間〉が出会うイマージュの場として分析したバシュラールの想像力理論を追跡・検討し、近代化=科学的思考によって失われつつあるイマージュの世界において自然・身体性の回復をめざす。前著『バシュラールの詩学』の続編をなす想像力論。
〔詩論・思想〕



9月22日発売
定価2415円(本体2300円+税)四六判
H. -G. ガダマー 著/三浦 國泰 編訳
《叢書・ウニベルシタス853》
芸術の真理 文学と哲学の対話
ISBN4-588-ISBN4-588-00853-6 C1310
思索の根拠を自己の芸術体験に求めていた哲学者ガダマーの、主著『真理と方法』が世に出る1960年前後における芸術論考を収める。ゲーテとモーツァルトの『魔笛』、ゲーテの遺産とその存在の意味、バッハとワイマール文化、詩人リルケの神話的内面世界などテクストに縫い込められ秘匿された「芸術の真理」を哲学的解釈学の立場から開示する。終章にガダマーの「翻訳論」を加える。
〔哲学・芸術〕



9月27日発売
定価2415円(本体2300円+税)A5判
児美川 孝一郎(こみがわ こういちろう)著
《キャリアデザイン選書》
若者とアイデンティティ
ISBN4-588-68003-X C1337
現代の日本社会を生きる若者たちのアイデンティティ形成の「現場」を、彼らが直面する様々な生活場面や人間関係を具体的に考察し、若者たちの意識や行動、アイデンティティとは何かを理解する試み。エリクソンのアイデンティティ理論や若者をめぐる現代社会の状況分析を踏まえ、アリーナ上で模索し葛藤する生身の「若者像」を浮き彫りにする。若者論や講義用テキストとして最適。
〔教育・社会〕


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