2007年6月刊
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6月15日発売
定価3675円(本体3500円+税)四六判
内藤 正敏(ないとう まさとし)著
江戸・王権のコスモロジー 内藤正敏*民俗の発見 III
ISBN978-4-588-27043-7 C1039
江戸・徳川政権は家康を東照大権現という神に祀り上げることによって宗教的権威を生み出し、その威光の下に特異な祝祭政治を展開した。参勤交代や日光千人武者行列等の祝祭と蕩尽、陰陽道に基づく都市の造営、悪場所の形成と庶民文化の高揚など、徳川300年の異形の王権の背後に潜む呪術・宗教的要素を浮彫にするとともに、江戸の大権現信仰が近代天皇制の「御真影」として蘇る経緯を解き明かす。
〔歴史・民俗〕

6月18日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ジョン・ロック著/マーク・ゴルディ編/山田 園子・吉村 伸夫 訳
《叢書・ウニベルシタス844》
ロック政治論集
ISBN978-4-588-00844-3 C1331
市民政治理論の創始者ロック。その生前未公刊の、講義・意見書・読書ノート・書簡・日誌・思索断片・草稿から、政治と社会に関する論考・発言を集成。「カロライナ憲法草案」「救貧法案」をはじめとする小論76点は、「人々を正しく導くための術」としての政治の基本原理を中心に、権力・通商・法律・愛国・忠誠と革命・知識・寛容・道徳・幸福・出版の自由など多彩な論点を繰り広げる。
〔哲学・政治思想〕

6月19日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
ポール・リクール著/久米 博 訳
《叢書・ウニベルシタス867》
正義をこえて 公正の探求 1
ISBN978-4-588-00867-2 C1310
〈ポスト=ヘーゲル的カント主義者〉としてのリクールが初めて法哲学や裁判の分野に真正面から取り組んだ意欲作。二十世紀に荒れ狂った戦争と巨大犯罪によって提起された政治的・倫理的問題系が、法の問題系を覆い隠してしまった風潮に抗し、「法を正当に認識し、正義を正当に評価する課題」に果敢にいどむ。「権利の主体は誰か」「責任の概念」など10篇の講義とシンポジウム。
〔哲学・思想〕

6月29日発売
定価2625円(本体2500円+税)四六判
一島 英治(いちしまえいじ)著
《ものと人間の文化史138》
麹(こうじ)
ISBN978-4-588-21381-6 C0320
日本酒、醤油、味噌等の醸造の主要原料として日本人の味覚をリードしてきた麹のルーツを辿り、日本の気候風土の中で稲作と共に育まれた麹菌のすぐれたはたらきの秘密を探るとともに、醸造化学に携わった人々の足跡を描く。日本の伝統的醗酵食品の製造に欠かせない麹が、日本人のものの見方・考え方、そして日本の社会にもたらしたはかり知れない影響を説く。
〔文化史・食品化学〕

6月29日発売
定価4725円(本体4500円+税)四六判
ミッシェル・セール著/豊田 彰 訳
《叢書・ウニベルシタス866》
白熱するもの 宇宙の中の人間
ISBN978-4-588-00866-5 C1310
現代の諸科学が明らかにしてきた〈大いなる物語〉つまり一連の科学的出来事――宇宙の誕生、物質元素の生成、惑星の冷却化と地球の誕生、生命の出現、さまざまな種の進化、人類の誕生等々――を読み直し、今や遺伝子を操作して自己進化の道を歩み、その〈大いなる物語〉の共著者になった人類の新たな未来を展望する。自然と生命と人間の和解を図り、悪の問題の解決策を提示する哲学的省察。
[哲学・思想]
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