2007年8月刊
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8月3日発売
定価7140円(本体6800円+税)A5判
アン・ローラ・ストーラー著/中島 成久 訳
プランテーションの社会史 デリ/1870-1979
ISBN978-4-588-37704-4 C3022
北スマトラ・デリのプランテーション地帯は、植民地資本主義の総体を示すミクロコスモスであり、人種・階級・民族・ジェンダーが形成・変形され、争闘する巨大な実験室であった。オランダの植民地支配とその影響下の戦後を含む1世紀余の過程を、産業経営・労務管理と農園労働・抵抗運動の対立矛盾を軸に、膨大なフィールドワークを重ねて、民族誌的資料研究により究明した労作。
〔東南アジア史・文化人類学〕

8月3日発売
定価3570円(本体3400円+税)A5判
法政大学比較経済研究所/胥 鵬(しょほう)編
《比較経済研究所研究シリーズ22》
社債市場の育成と発展 日本の経験とアジアの現状
ISBN978-4-588-60222-1 C3033
グローバル競争が進むなかで金融の自由化はひとつの潮流となっており,アジア諸国もその例外ではない。アジアの国・地域における社債市場の生い立ちはさまざまだが,社債と銀行借入の選択から社債スプレッドまで,規制緩和のためにどのような内外の政策を取っていくべきか。本書は,アジア社債市場の育成と発展を,日本の歴史的な経験を踏まえて理論と実証の両面から考察する。〔アジア経済論・金融論〕

8月3日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
川名 登(かわなのぼる)著
《ものと人間の文化史139》
河岸(かし)
ISBN978-4-588-21391-5 C0320
近世初頭、年貢米や商品の大量輸送の目的で各地に水運路が開かれ、川の湊として河岸が設けられた。米河岸、塩河岸、材木河岸、魚河岸など、網の目のように張りめぐされた河岸は物流のターミナルとして賑わい、河岸問屋や船持という稼業を生む一方、船旅や遊郭などの遊興をもたらしてきた。利根川水系を中心に、河岸に生きる人々の暮らしの足跡を辿ってその盛衰を描き、河川水運の未来を展望する。
〔交通史・文化史〕

8月10日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ヴォルフガング・シヴェルブシュ著/福本 義憲・高本 教之・白木 和美 訳
《叢書・ウニベルシタス869》
敗北の文化 敗戦トラウマ・回復・再生
ISBN978-4-588-00869-6 C1322
南北戦争における1865年の南部諸州の敗北、普仏戦争(独仏戦争)における1871年のフランスの敗戦、第一次大戦における1918年のドイツの敗戦をとりあげ、破れた側の国民が、どのような心理的・象徴的・病理的・言語的・技術的な手段と革新を通して「敗戦トラウマ」から回復し、文化的・精神的・社会的に再生しようとしたかを探る。敗者のエネルギーの源泉に迫る比較文化史的考察。
〔文化史・社会〕

8月17日発売
定価3990円(本体3800円+税)四六判
阿部 博行(あべひろゆき)著
土門 拳 生涯とその時代[新装版]
ISBN978-4-588-31619-7 C0023
時代の深層と日本人の心をリアリズムの目で追求し、『ヒロシマ』『古寺巡礼』『筑豊の子供たち』など、数々の名作を遺した土門拳。〈写真の鬼〉と呼ばれた世界的写真家の生涯を、少年時代から晩年とその死にいたるまで克明にあとづけた初の伝記。詳細な年譜・索引を付す。
〔伝記・思想〕

8月31日発売
定価6615円(本体6300円+税)四六判
ヴォルフガング・イーザー著/日中 鎮朗(にっちゅう しずお)、他 訳
《叢書・ウニベルシタス794》
虚構と想像力 文学の人間学
ISBN978-4-588-00794-1 C1390
さまざまなメディアが文明化の過程で意義を増すかたわら、文学の立場はますます失われつつある現状を見据え、文学に残された意味機能を探る。想像力や虚構的なものなどの思考の変遷をたどり、ポスト構造主義的・デリダ的考察を経て、人間社会に対する想像上のものが担う役割と意味の重要性を主張。文学の虚構性が想像上のものを活性化し、文学作品を可能にするメカニズムを解き明かす。
〔文学理論・思想〕
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