2007年9月刊
FAX 注文書(プリントしてご利用下さい)




9月5日発売
定価3465円(本体3300円+税)四六判
岩井 宏實(いわい ひろみ)・日和 祐樹(にわ ゆうじゅ)著
《ものと人間の文化史140》
神饌(しんせん) 神と人との饗宴
ISBN978-4-588-21401-1 C0320
その土地に古くから伝わる食物を神に捧げてきた神饌儀礼こそ祭りの本義であり、神饌の研究は祭りの研究にとどまらず、稲作以前の日本人の食生活や文化を知る上でも不可欠である。神事・祭礼を厳格に継承する近畿地方の主要神社44社の神饌儀礼をつぶさに調査して、神饌調製と献供の実際、儀礼の組織と作法・慣習等を豊富な写真と共に具体的に明らかにし、研究の基礎資料を提供する。
〔民俗・食文化史〕



9月7日発売
定価2730円(本体2600円+税)四六判
牧野 英二(まきの えいじ)著
《思想*多島海》シリーズ9
崇高の哲学 情感豊かな理性の構築に向けて
ISBN978-4-588-10009-3 C1310
西洋近代以降の、E.バークとカントの「崇高と美」概念、ハイデガーやウィトゲンシュタインの「驚異と崇高」把握をはじめ、その後の、アドルノ、イーグルトン、ナンシー、スピヴァク、ラクー=ラバルト、リオタールらの崇高論を展望して、現代社会における〈崇高〉の批判的機能およびその拡散・喪失の過程を追究。〈驚異と崇高〉を軸に、「情感豊かな理性」の働き、その形成の可能性を問う。〔哲学・思想〕



9月13日発売
定価6825円(本体6500円+税)四六判
エドガール・フォール 著/渡辺 恭彦(わたなべ やすひこ)訳
《叢書・ウニベルシタス870》
チュルゴーの失脚・上 1776年5月12日のドラマ
ISBN978-4-588-00870-2 C1322
アダム・スミス『国富論』に先駆けて『富の形成と分配に関する考察』を出版し、フランスにおける政治経済学の創設者の一人となったチュルゴー。その失脚を招いた最も重要な要因である民衆暴動=小麦粉戦争を中心に、18世紀フランス社会のドラマを生き生きと描き出す。学術文献はもとより、風刺小唄から政治的パンフレットまでを渉猟して執筆されたフランス史研究に必須の文献。 〔社会思想史・経済史〕



9月13日発売
定価5775円(本体5500円+税)四六判
エドガール・フォール 著/渡辺 恭彦(わたなべ やすひこ)訳
《叢書・ウニベルシタス871》
チュルゴーの失脚・下 1776年5月12日のドラマ
ISBN978-4-588-00871-9 C1322
チュルゴーの改革はなぜ成功しなかったのか。「経済発展」の理論と結びついた「交易の自由」、「労働の自由」の政策を高く評価しつつ、著者はチュルゴーの行動の性急さと現実感覚の稀薄さを指摘する。フロイトの精神分析学的方法をも援用し、政治的影響力下降期のチュルゴー、国王ルイ16世やマリー=アントワネットをはじめ、歴史の舞台の主役・脇役から端役までに光を当てる。〔社会思想史・経済史〕



9月14日発売
定価12600円(本体12000円+税)A5判
ジャン・グレーシュ著/杉村 靖彦(すぎむら やすひこ)・他 訳
『存在と時間』講義 統合的解釈の試み
ISBN978-4-588-15049-4 C1010
現代フランス哲学を活気づけてきたユニークなハイデガー受容と、ハイデガー全集の刊行が進むに相俟って世界各国でますます盛んになってきた生成史的研究の双方を自在に横断し、あくまでハイデガーの思考を正確に解説し提示する姿勢を保ちながら、ガダマーやリクールの流れを汲む解釈学的現象学の立場から『存在と時間』とその「作業場」の姿を鮮やかに浮かび上がらせた画期的な注釈書。〔哲学・思想〕


2007年8月← | HOME | →2007年10月