2008年7月刊
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7月10日発売
定価3360円(本体3200円+税)四六判
田辺 悟(たなべ さとる)著
《ものと人間の文化史143》
人魚(にんぎょ)
ISBN978-4-588-21431-8 C0320
ロマンとファンタジーに彩られて世界各地に伝承される人魚の実像を求めて東西の人魚誌を渉猟し、各地のフィールド調査と膨大な資料をもとに集成したマーメイド百科。神話、伝説から美術、工芸、文学等々に表現された多彩な人魚のイメージの諸相を探り、〈人にして魚〉という、人間の想像力が自然との関わりにおいてつくり上げた〈異形のもの〉の文化を浮き彫りにする。写真・図版200点余を収録。〔文化史〕



7月11日 発売
定価2835円(本体2700円+税)四六判
ヤーコプ・グリム & ヴィルヘルム・グリム 著/高木昌史・高木万里子 編訳
《叢書・ウニベルシタス891》
グリム兄弟 メルヘン論集
ISBN978-4-588-00891-7 C3398
世界中で聖書についで有名とされるグリム童話集。しかし兄弟自身の研究に関しては、わが国ではあまり紹介されていないのが現状だ。本書は彼らの口承文芸論を時代別、ジャンル別に編集・翻訳して一冊にまとめたものである。二人は昔話や伝説などの魅力をどうとらえていたのか。どのような視点でその真髄に迫ろうとしていたのだろうか。〔文学・口承文芸〕



7月18日発売
定価3150円(本体3000円+税)四六判
ジャック・デリダ 著/梶田 裕 訳
シニェポンジュ
ISBN978-4-588-00892-4 C1398
戦後フランスの最も重要な詩人の一人フランシス・ポンジュ。多様な意味を含む原題“Signeponge”は単なる「詩人ポンジュ論」に終わらない。ポンジュ解釈の歴史を二分する、現象学的解釈(サルトル)および記号論ないしテクスト主義的解釈(ソレルス)を踏まえ、他者と署名の問題とする独自の読解を展開。まったき他者・応答責任・証言などが主題として提示されるデリダ哲学の軌跡。〔哲学・文学〕



7月18日発売
定価3990円(本体3800円+税)四六判
ジュリア・アデニー・トーマス 著/杉田米行 訳
《叢書・ウニベルシタス894》
近代の再構築 日本政治イデオロギーにおける自然の概念
ISBN978-4-588-00894-8 C1321
「自然」をキーワードに幕末以後の日本思想を分析し、なぜ戦前に自由民主主義が達成されなかったかを問う。非西洋国家である日本と近代化とのかかわりは、世界における近代化の動きとどのように共鳴しあっているのか。社会進化論の影響はいかに大きかったのか。アメリカ歴史学会のジョン・キング・フェアバンク賞受賞作。〔日本思想史〕



7月18日 発売
定価2310円(本体2200円+税)四六判
ツヴェタン・トドロフ 著/石川光一 訳
《叢書・ウニベルシタス895》
啓蒙の精神 明日への遺産
ISBN978-4-588-00895-5 C1310
「啓蒙は過去に属する。だが、〈過ぎ去る〉ことはない」。理性と科学に信をおき、世界の「脱魔術化」を推し進めた18世紀。しかしその後の人類史は、暴力・狂信・非寛容のもたらす未曾有の惨禍にさらされた。近代はいかに、啓蒙のプロジェクトを歪曲したのか? 抑圧からの自由を求める諸個人の批判精神に、つねに同時代的要請でありつづける啓蒙の可能性の核心を見る、現代西欧知識人の理念の書。〔哲学・思想〕



7月29日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ハンス・ブルーメンベルク 著/小熊正久・座小田 豊・後藤嘉也 訳
《叢書・ウニベルシタス762》
コペルニクス的宇宙の生成 II
ISBN978-4-588-00762-0 C1310
コペルニクスを中心に置きながら西洋における宇宙像ないし人間と宇宙の関わりの変遷を論じる壮大な脱領域的コスモロジー。第II巻では、コペルニクスにつづく系譜(オジアンダー、ジョルダーノ・ブルーノ、ガリレイなど)が扱われ、また古代、中世、コペルニクス、ニュートンおよびその後の宇宙像の動向を「時間問題」という局面から新たに捉え、コペルニクス理論の徹底した読解を試みる。〔科学史・思想〕


― 新装復刊 ―


7月8日発売
定価3360円(本体3200円+税)四六判
エルンスト・マッハ 著/野家 啓一 編訳
《叢書・ウニベルシタス81》
時間と空間
ISBN978-4-588-09912-0 C1310
ニュートン力学における時空概念の批判を通じてアインシュタインの相対論へ道を拓いたマッハの「時間・空間論」6篇。科学と哲学との結合が織りなす認識論的考察。



7月8日発売
定価2625円(本体2500円+税)四六判
エルンスト・マッハ 著/廣松 渉 編訳
《叢書・ウニベルシタス740》
認識の分析
ISBN978-4-588-09913-7 C1310
要素一元論、思惟経済説、思考実験等、マッハ哲学の代表的諸説を集成。マルクス主義ないし現代自然科学の創造的展開のために必須の課題であるマッハ再検討に資す。


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