2008年8月刊
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8月6日発売
定価5250円(本体5000円+税)四六判
ルネ・ジラール、ドメーニカ・マッツ、他 著/内藤 雅文 訳
《叢書・ウニベルシタス888》
カインのポリティック ルネ・ジラールとの対話
ISBN978-4-588-00888-7 C3338
兄が弟を殺す旧約聖書の逸話は、人類最初の殺人の記録でもある。本書では9名の研究者がこの物語の奥に隠されているものを読み解き、暴力をめぐって独創的な説をたたかわせる。神はカインが殺されないよう彼に印を付けて暴力の再発を禁ずるが、現実の社会では暴力が絶えることはない。世界が混迷から抜けだす手段はあるのだろうか、その手がかりを探る。〔文化人類学・神話・聖書〕



8月8日発売
定価5460円(本体5200円+税)四六判
ジャン=ジャック・ルセルクル 著/岸 正樹 訳
《叢書・ウニベルシタス893》
言葉の暴力 「よけいなもの」の言語学
ISBN978-4-588-00893-1 C1310
言葉遊びや隠喩、誤用など、従来の言語学が〈よけいなもの〉として見過ごしてきた言葉の無意識的現象こそが言葉の本質を形成するとして、客観主義的言語学の脱構築をはかる。英米仏の言語学をはじめ、哲学、翻訳理論にわたる広範な視野から言葉の他者性(非自律性)を考察し、言葉の自律性を唱えるソシュール言語学に対して、あるがままの言葉の現実を見据えた〈よけいなもの〉の言語学を提唱。〔言語学・言語哲学〕



8月26発売
定価6300円(本体6000円+税)A5判
板橋 勇仁 (いたばし ゆうじん)著
歴史的現実と西田哲学 絶対的論理主義とは何か
ISBN978-4-588-15052-4 C3010
前著『西田哲学の論理と方法──徹底的批評主義とは何か』で、その「場所的論理」の生成の過程、すなわち中期西田哲学の「論理」としての学問性・厳密性を解明した著者は、本書で、田邊元・戸坂潤らとの論争を新たな視角から検討しつつ、後期西田哲学が彫琢・展開した「歴史的現実の論理」、および徹底的批評主義から絶対的論理主義への道程に、現代的な「普遍的論理」を探り出す。〔哲学・思想〕



8月26日発売
定価3675円(本体3500円+税)四六判
塚本 正明(つかもと まさあき)著
《思想*多島海》シリーズ11
生きられる歴史的世界 ディルタイ哲学のヴィジョン
ISBN978-4-588-10011-6 C1310
刊行中の『ディルタイ全集』(全11巻・別巻1、法政大学出版局)に代表されるディルタイ研究・読解の高まりのなかで第一線をゆく著者が、未完成交響曲でありオープン・システムであるディルタイ哲学、その思索世界に醸成された「生きられる歴史的世界」のアクチュアリティを「解釈学的理性批判」の視座から究明。体系的研究であると同時に、ディルタイを超え、未踏の領域を開く意欲的論考。〔哲学・思想〕


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