松山壽一著『造形芸術と自然』が、「図書新聞」(2016年1月9日号/武田利勝氏・評)にて紹介されました。
2016年 のアーカイブ
元オクスフォード大学クイーンズ・コレジ・フェロウ、元シエナ大学教授。 東京大学名誉教授。 札幌医科大学名誉教授。 北海道大学名誉教授。 八戸工業高等専門学校准教授。 法政大学出版局 ホウセイダイガクシュッパンキョク 写真解説
家系図
序
第一章 家族的類似
第二章 幼少年期と学校時代
第三章 工学研究
第四章 ケンブリッジ 一九一一 ─ 一二年
第五章 ケンブリッジ 一九一二 ─ 一三年
第六章 ノルウェー 一九一三 ─ 一四年
第七章 戦争 一九一四 ─ 一八年
第八章 捕虜生活と復員 一九一八 ─ 二〇年
第九章 『論考』一九二一 ─ 二二年
原註
訳者あとがき
引用文献一覧
人名索引 今世紀最大の哲学者の前半生。家族的背景や友人関係、捕虜生活、そして『論考』完成に至るまでの特異な天才像を、綿密な調査と厖大な資料によって克明に描き出す。
1884‐1962。フランスのバール=シュル=オーブに生まれる。故郷の高等中学を卒業後、電報局職員などをしながら独学。ソルボンヌ大学で数学の学士号をとり、1919年から母校の物理・化学の教師となる。22年、哲学教授資格試験に合格。27年、学位論文『近似的認識試論』により文学博士となり、ディジョン大学文学部教授をつとめる。40年、ソルボンヌ大学で科学史・科学哲学の教授となる。物理学、化学、心理学、精神分析、哲学の諸成果を幅ひろく吸収して、科学とポエジーを統一的に捉える独自のエピステモロジーを構築。主著に『科学的精神の形成』(38)、『火の精神分析』(38)、『ロートレアモン』(40)、『否定の哲学』(40)、『水と夢』(42)、『大地と意志の夢想』(48)、『大地と休息の夢想』(48)、『空間の詩学』(57)、『夢想の詩学』(61)などがある。61年に文学国家大賞受賞。 1918年生まれる。東京大学文学部卒業。明治大学名誉教授。2002年死去。
主な著訳書:『ピエールはどこにいる』、『縄文の幻想』、『石を聴く』、『ジャコメッティ』(共編)、『見る人──ジャコメッティと矢内原』、『方円漫筆』、『辻まことの思い出』;サン=テグジュペリ『手帖』、H.リード『イコンとイデア』、ブートゥール『幼児殺しの世界』、T.ド・シャルダン『神のくに・宇宙讃歌』『旅の手紙』(共訳)ほか。 法政大学出版局 ホウセイダイガクシュッパンキョク 訳者まえがき
序論 想像力と動性
第一章 飛行の夢
第二章 翼の詩学
第三章 想像的墜落
第四章 ロベール・ドズワィユの業績
第五章 ニーチェと昇行の心象
第六章 青空
第七章 星座
第八章 雲
第九章 星雲
第十章 大気の樹木
第十一章 風
第十二章 声なき朗誦
結語(一) 文学的イメージ
結語(ニ)運動学的哲学と力動的哲学
原註
訳註
訳者あとがき
人名索引 ニーチェ、シェリー、バルザック、ポー、ボードレール、ベルグソン、リルケら詩人・作家・思想家の、空・大気と飛行の夢、鳥と翼、上昇と墜落、星雲・雲、嵐と風といった、めくるめく詩的イメージと運動の哲学を追って、夢想の法則とその意味を明らかにした特異な想像力論。
石原あえか著『近代測量史への旅』が、「東京大学 教養学部報」(第580号、2016年1月6日/松原宏氏・評)にて紹介されました。
千森幹子著『表象のアリス』が、「朝日新聞」(2015年12月27日付、書評委員が薦める〈今年の3点〉/五十嵐太郎氏・評)にて紹介されました。
ジン・ワン著/廣瀬玲子訳『石の物語』が、「読売新聞」(2015年12月27日付、読書委員が選ぶ〈2015年の3冊〉/出口治明氏・評)にて紹介されました。
吉田元著『酒』が、「東京新聞」(2015年12月27日付、2015 私の3冊/陣内秀信氏・評)にて紹介されました。
有岡利幸著『椿』が、「グリーン・パワー」(2016年1月号)にて紹介されました。