音楽と中産階級 〈新装版〉
演奏会の社会史

四六判 / 324ページ / 上製 / 定価:3,500円 + 税 
ISBN978-4-588-41028-4 C1073 [2015年06月 刊行]

内容紹介

1830~48年におけるパリ、ロンドン、ウィーンの社会構造を分析し、聴衆の階層、職業、家族等を政治・経済・社会のダイナミックな動きの中に鮮明に描き出す。口絵4頁を付す。

著訳者プロフィール

ウィリアム・ウェーバー(ウェーバー,W.)

(William Weber)
1963年ハーヴァード大学卒業後、シカゴ大学大学院に学び、1970年に博士号を取得。近代ヨーロッパ史および音楽の社会史を専門とする歴史学者として、カリフォルニア大学ロングビーチ校歴史学科などで教授を務め、現在は、同校の名誉教授。著書にThe Great Trans-formation of Musical Taste: Concert Programming from Haydn to Brahms(邦訳は法政大学出版局より近刊予定)など。

城戸 朋子(キド トモコ)

法政大学大学院博士課程(哲学専攻)修了後、シカゴ大学大学院文化史研究科(学際領域)に留学、文化人類学・社会心理学・音楽文化論・歴史学を学ぶ。法政大学名誉教授。訳書にギャラップ『音楽祭の社会史』、ゴールドスティーン『政治的検閲』(以上、共訳、法政大学出版局刊)など。

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 はしがき
 日本語版への序言

第一楽章 導入部

第二楽章 文化の爆発的展開──その概観

第三楽章 上層階級のポピュラー音楽愛好家

第四楽章 上層階級のクラシック音楽愛好家
 導入部
 第一主題 ロンドン
 第二主題 パリ
 第三主題 ウィーン

第五楽章 下層階級のための演奏会と聴衆
 導入部
 第一主題 管弦楽演奏会と室内楽演奏会
 第二主題 合唱演奏会
 第三主題 プロムナード・コンサート
 終結部

第六楽章 終曲

 (付録)中産階級の大きさ
 参考文献
 原注
 訳注
 訳者あとがき
 付表
 索引

書評掲載

「音楽の友」(2015年9月号/寺西肇氏・評)に紹介されました。

関連書籍

『音楽祭の社会史』
S.ギャラップ:著
『モーツァルト 〈新装版〉』
ノルベルト・エリアス:著
『第九』
ディーター・ヒルデブラント:著
『中世の音楽世界』
ベルンハルト・モールバッハ:著