叢書・ウニベルシタス 906
十八世紀研究者の仕事
知的自伝

四六判 / 396ページ / 上製 / 定価:4,500円 + 税 
ISBN978-4-588-00906-8 C1310 [2008年12月 刊行]

内容紹介

革命と近代の出発点、ヨーロッパ十八世紀。ひとつの世界史的画期を生み出した社会的・思想的な条件とは何だったのか? その豊かな文化と知の研究に多大な貢献をなしてきた、スタロバンスキーやダーントンはじめ各国の碩学たち13人が、二十世紀の時代経験とともに、みずからの文化史/社会史/思想史的営為の軌跡を語った証言集。次代への貴重な遺産であり、歴史を志す者必読の書。

著訳者プロフィール

セルゲイ・カルプ(カルプ,セルゲイ)

1959年生.ロシア科学アカデミー付属世界史研究所教授,18世紀研究所所長.仏露関係史.

中川 久定(ナカガワ ヒサヤス)

1931年生.ソルボンヌ大学博士課程中退.文学博士,京都大学名誉教授・日本学士院会員.パリ第7大学客員教授,パリ国立東洋言語文明研究所客員教授,パリ高等師範学校客員教授,京都国立博物館長,国際高等研究所副所長などを歴任.

増田 真(マスダ マコト)

1957年生.パリ第4大学博士課程修了,文学博士.京都大学大学院文学研究科准教授.

秋山 伸子(アキヤマ ノブコ)

1966年生.京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学.パリ第4大学文学博士.青山学院大学文学部フランス文学科准教授.

井上 櫻子(イノウエ サクラコ)

1977年生.京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学.パリ第4大学文学博士.慶應義塾大学文学部助教.

武田 将明(タケダ マサアキ)

1974年生.ケンブリッジ大学博士課程修了.法政大学専任講師.

長島 律子(ナガシマ リツコ)

1955年生.京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学.文学博士(パリ第10大学).滋賀県立大学准教授.

中山 智子(ナカヤマ トモコ)

1973年生.広島大学大学院文学研究科博士課程修了.京都外国語大学専任講師.

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

この本が構想された経緯

◆ジョルジュ・メ 
 十八世紀研究者であるということ
◆ジャン・スタロバンスキー
 十字路
◆ロラン・モルティエ 
 知的自伝
◆グーナー・フォン・プロシュヴィツ 
 あるスウェーデン人十八世紀研究者の回想
◆ジャン・エラール 
 ある歴史家の歴史
◆ジャン・スガール 
 十八世紀研究者としての半世紀
◆ピエール・レタ 
 ある十八世紀研究者の告白
◆デイヴィッド・スミス 
 青い畑からオリーブの園へ
◆イェローム・フェルクルイッセ 
 それはヴォルテールのせいばかりではなく……
◆ジュゼッペ・リクペラーティ 
 知的・歴史的道のり
◆ボリス・ウスペンスキとの対談 
 十八世紀におけるロシアと西洋
◆ロバート・ダーントンへのインタヴュー 
 歴史、文化人類学、ジャーナリズム
◆中川久定 
 ジャック・プルーストの青年時代

監訳者解説