思想*多島海シリーズ 9
崇高の哲学
情感豊かな理性の構築に向けて

四六判 / 236ページ / 上製 / 定価:2,600円 + 税 
ISBN978-4-588-10009-3 C1310 [2007年09月 刊行]

内容紹介

西洋近代以降の、E.バークとカントの「崇高と美」概念、ハイデガーやウィトゲンシュタインの「驚異と崇高」把握をはじめ、その後の、アドルノ、イーグルトン、ナンシー、スピヴァク、ラクー=ラバルト、リオタールらの崇高論を展望して、現代社会における〈崇高〉の批判的機能およびその拡散・喪失の過程を追究。〈驚異と崇高〉を軸に、「情感豊かな理性」の働き、その形成の可能性を問う。