思想*多島海シリーズ 12
散歩の文化学 1
ホモ・アンブランスの誕生

四六判 / 316ページ / 上製 / 定価:3,500円 + 税 
ISBN978-4-588-10012-3 C1310 [2009年01月 刊行]

内容紹介

人間は一体いつ頃から、散歩を始めたのか。ホモ・アンブランス(散歩人)は古代都市とともに誕生し、散歩は、都市生活の倍音を伴った一つの原初的な定位行動として、〈界隈〉という〈見えない都市〉の隠れた系譜を脈々と紡いできた。ソクラテスのアゴラから、ベンヤミンのパサージュ、戦後日本の焼跡・闇市的界隈に及ぶ、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す記号論的考察。