りぶらりあ選書
人種差別

四六判 / 234ページ / 上製 / 定価:2,600円 + 税 
ISBN978-4-588-02181-7(4-588-02181-8) C0336 [1996年12月 刊行]

内容紹介

被植民者,ユダヤ人,北アフリカ出身者という三重に屈折した人種差別を受けてきた個人的体験に密着し,現代社会における支配と隷属,抑圧と差別のメカニズムを抉る。

著訳者プロフィール

アルベール・メンミ(メンミ,A.)

(Albert Memmi)
現代フランスの作家、評論家。1920年フランスの保護領であったチュニジアのチュニスで、ユダヤ人の父親とベルベル人の母親の家庭に生まれる。アルジェ大学、パリ大学で哲学を学ぶ。パリ第十大学で社会心理学を講じ、現在は同大学名誉教授。邦訳書に『あるユダヤ人の肖像』(法政大学出版局)、『脱植民地国家の現在―ムスリム・アラブ圏を中心に』(同)、『塩の柱―あるユダヤ人の青春』(草思社)、『植民地―その心理的風土』(三一書房)、『イスラエルの神話―ユダヤ人問題に出口はあるか』(新評論)、『差別の構造―性・人種・身分・階級』(合同出版)などがある。

菊地 昌実(キクチ マサミ)

1938年生まれ。東京大学大学院で比較文学を専攻。現在、北海道大学名誉教授。訳書に、メンミ『あるユダヤ人の肖像』(法政大学出版局)、『脱植民地国家の現在』(同)、『差別の構造』(合同出版)、モラン『祖国地球』(法政大学出版局)、ダニエル『神は狂信的か』(同)、フェリー『神に代わる人間』(同)、グロ『フーコーと狂気』(同)、リカール&トゥアン『掌の中の無限―チベット仏教と現代科学が出会う時』(新評論)など。

白井 成雄(シライ シゲオ)

1933年生まれ。東京大学大学院で仏文学・思想を専攻。現在、名古屋大学名誉教授。訳書に、メンミ『あるユダヤ人の肖像』(法政大学出版局)、『脱植民地国家の現在』(同)、『差別の構造』(合同出版)、アラン『裁かれた戦争』(小澤書店)、モディアノ『1941年。パリの尋ね人』(作品社)、アスリーヌ『密告』(同)、ジャヴァン『モンテスキューの孤独』(水声社)、など。

※上記内容は本書刊行時のものです。