叢書・ウニベルシタス 640
崇高とは何か 〈新装版〉

四六判 / 418ページ / 上製 / 定価:4,800円 + 税 
ISBN978-4-588-09943-4 C1310 [2011年09月 刊行]

内容紹介

芸術や美学、哲学の思想史の中でたえず問われてきた崇高とは何か。カント、ロンギノスを読み直しプッサンの絵を分析し、リオタールらが崇高概念の再思考を試みる。

梅木 達郎(ウメキ タツロウ)

1957─2005年。東北大学大学院文学研究科博士後期課程(フランス語フランス文学専攻)単位取得満期退学、東北大学大学院国際文化研究科助教授。フランス現代文学・現代思想。著書に『放浪文学論──ジャン・ジュネの余白に』(東北大学出版会)、『脱構築と公共性』(松籟社)、『セリーヌを読む』(共著,国書刊行会)、『支配なき公共性──デリダ・灰・複数性』(洛北出版)、『サルトル──失われた直接性をもとめて』(日本放送出版協会)、翻訳にドゥギー『尽き果てることなきものへ』(松籟社)、セリーヌ『ノルマンス』(国書刊行会)、デリダ『火ここになき灰』(松籟社)、ジュネ『シャティーラの四時間』(共訳、インスクリプト)などがある。

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序言 (ジャン=リュック・ナンシー)

大‐言 (ミシェル・ドゥギー)

崇高な捧げもの (ジャン=リュック・ナンシー)

カントあるいは崇高なるものの単純さ
(エリアーヌ・エスクーバ)

崇高なる真理 (フィリップ・ラクー=ラバルト)

崇高なるものの関心 (ジャン=フランソワ・リオタール)

世界の贈与 (ジャコブ・ロゴザンスキー)

悲劇と崇高性 (ジャン=フランソワ・クルティーヌ)

プッサンの一枚の絵におけるバベルの塔について
(ルイ・マラン)