叢書・ウニベルシタス 70
自然宗教に関する対話 〈新装版〉
ヒューム宗教論集 II

四六判 / 194ページ / 上製 / 定価:2,500円 + 税 
ISBN978-4-588-09990-8 C1310 [2014年10月 刊行]

内容紹介

理神論者クレアンテス・懐疑論者フィロ・正統派信心家デメアの3人が、神の存在証明、宗教の道徳的・実践的意義などを、古今の諸説も繰り出して議論。当時の世論をはばかり生前公刊されなかったほど大胆かつ独創的な内容に満ちた本書は、カントをはじめ、現代思想に多大な影響を与えた。

著訳者プロフィール

D.ヒューム(ヒューム デイヴィッド)

(David Hume)
1711年4月26日生まれ。スコットランドを代表する哲学者。エディンバラ大学で学び、哲学やその他の分野についての執筆活動をするとともに、フランス大使秘書などに就く。ルソーとの交流とその破綻はよく知られている。1776年8月25日死去。主な著作:『人間本性論』(1739-40)、『人間本性論摘要』(1740)、『人間知性研究』(1748)、『道徳原理研究』(1751)、『宗教の自然史』(1757)、『イングランド史』(1754-61)など。本書『自然宗教に関する対話』(1779)は死後に公刊された。

福鎌 忠恕(フクカマ タダヒロ)

1941年上智大学文学部独文学科卒業。元東洋大学名誉教授。文学博士。1991年死去。専攻:言語社会学、知識社会学。訳書:バークレ『人間知識の原理』、ヴィーコ『ヴィーコ自叙伝』、ヒューム『宗教の自然史』『奇蹟論・迷信論・自殺論』(以上、共訳)、ほか。

斎藤 繁雄(サイトウ シゲオ)

1959年東洋大学大学院文学研究科哲学専攻(修士)修了。現在、東洋大学名誉教授。文学博士。専攻:イギリス哲学。著書:『ヒューム哲学と「神」の概念』。訳書:『宗教とその形成』(ホワイトヘッド著作集第7巻)、ヒューム『宗教の自然史』『奇蹟論・迷信論・自殺論』『人間知性研究』(以上、共訳)、ほか。

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〔序説〕パンフィロスよりヘルミッポスへ

第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
第七部
第八部
第九部
第十部
第十一部
第十二部

 原注/訳注
 解説