「水の文化」(2016年10月No.45/古賀邦雄氏・評)にて、『日本丸木舟の研究』、『丸木舟』、『和船Ⅰ』、『和船Ⅱ』が紹介されました。
■川崎晃稔著『日本丸木舟の研究』
■出口晶子著『丸木舟』
■石井謙治著『和船Ⅰ』
■石井謙治著『和船Ⅱ』
桑島秀樹著『生と死のケルト美学』が、「出版ニュース」(2016年11月上旬号)にて紹介されました。
中江秀雄著『大砲からみた幕末・明治』が、「ふぇらむ」(Vol.21(2016)No.11)にて紹介されました。
中江秀雄著『大砲からみた幕末・明治』が、「日刊工業新聞」(2016年10月31日付)にて紹介されました。
中江秀雄著『大砲からみた幕末・明治』が、「鋳物ジャーナル」(2016年10月号)にて紹介されました。
小局刊行『インティマシーあるいはインテグリティー』の著者トマス・カスリス先生の講演が開催されます。みなさまぜひご来場ください。多くの方のご参加をお待ちしております。 (さらに…)
第1章 近代化と口入業者の変質
1 自由営業と口入屋
2 裏の顔を持つ口入屋
3 風紀問題と警察の介入
第2章 産業化と日雇周旋の拡大
1 親方の営利事業化
2 日雇終戦の組織化
3 地方へ送られる労働者たち
第3章 情報化と職業案内所の登場
1 求人情報を売るものたち
2 新手のビジネスの闇
3 警察の対決策、規制化
第4章 貧困問題と無料宿泊所の設立
1 職業紹介を行う宿泊所
2 感化救済事業と自立への試み
3 大正時代初期にかけての事業
第5章 苦学生を救う基督教救世軍労働寄宿舎
1 労働を前提とする寄宿舎
2 感化救済事業と施設の増設
3 工場街への設置と事業の課題
第6章 三つの公益事業の試み
1 基督教青年会の人事相談部
2 浄土宗の労働共済会
3 非宗教・非営利の東京模範紹介所
第7章 公設東京市職業紹介所の誕生
1 西欧の公益事業と「一等国」の体面
2 都市貧困層のための職業紹介所
3 貧困への対応と地盤作り
終章 職業紹介所の行方
1 近代東京の職業紹介事業
2 施設が注目される時代
あとがき
索引 明治から大正にかけて、近代化の進む東京には全国から人が集まってきた。彼らは住居近くの職業紹介所を利用してより良い仕事を探すが、技術を持たない人々が就けるのは、ほとんどが日雇労働や女中などだった。江戸時代の流れを組む口入屋から、宗教団体による慈善事業、西欧を手本とした公立の紹介所まで、各事業の成立と展開、国や自治体の政策などを体系的に検討し、下層社会が拡大した経緯を追う。
第1部 〈顔〉──第一のメディア
第1章 原初的対象としての〈顔〉
第2章 〈顔〉──言語とイメージの界面(le visage entre langage et image)
第3章 〈顔〉の記号論──〈顔〉と「現れの空間」
第4章 哲学の〈顔〉/〈顔〉の哲学
第2部 〈顔〉の行方
第5章 弁論術から礼儀作法へ
第6章 観相学の再生
第3部 〈顔〉と複製技術──マクルーハン・パラダイムを超えて
第7章 マクルーハン・パラダイム
第8章 シルエットと横顔の時代
第9章 写真の時代の観相学──ベルティヨンのアントロポメトリー
第4部 indi-visualの誕生──文化産業の〈顔〉
第10章 クレショフ効果と映画の〈顔〉
第11章 テレビとタレントの誕生
第12章 〈顔〉とコントロール──〈顔〉の現れ/消失
あとがき
索引 みずからのものであり、みずからを表すものでありながらも、直接に目にすることのできない〈顔〉は、自己と他者、親密さと違和、近さと遠さ、内と外が交差する「あいだ」、すなわち「メディア」である。絵画、写真、映画スター、テレビタレントから、観相学、認知科学、コミュニケーション論、記号学、そしてコントロール社会、象徴的貧困まで、様々に論じられる〈顔〉とメディアの相貌を突き合わせ、その〈力〉を問う画期的なメディア論。
第一部 犯 罪
第1章 犯行現場──パリのトポグラフィーと社会的イマジネール
第2章 「アパシズム」の考古学── 一九世紀の野蛮人とアメリカ・インディアン
第3章 「危険階級」の終焉?──『ファントマ』シリーズにおける労働者と犯罪者
第4章 夜襲という恐怖
第二部 捜 査
第5章 警察官の回想録──ひとつのジャンルの出現?
第6章 捜査官ジャヴェール
第7章 二〇世紀初頭の「危険性」と「社会防衛」
第8章 処罰の危機?
第三部 メディア
第9章 一九世紀における三面記事と犯罪小説
第10章 監獄の光景
第11章 戦時中の三面記事(一八七〇─一九一四)
第12章 一九一四年から一九一八年にかけて──連載小説の終焉?
おわりに── 一九世紀と二〇世紀の犯罪と治安に関するひとつの見方
訳者あとがき
図版出典一覧
原 注
人名索引 秩序をおびやかす犯罪者たち、公権力を担う警察・司法組織、そして両者の近代的イメージを創り出した大量発行の新聞・出版ジャーナリズムは、民主主義社会の治安の危機をいかに映し出してきたか。犯罪文化史研究の第一人者が、連載小説や三面記事、警察官の回顧録などの膨大な資料をもとに、犯罪や監獄に関わる文学的表象や、〈社会防衛〉の言説史を多面的に分析した新しい社会史。
李穂枝著『朝鮮の対日外交戦略』が、「出版ニュース」(2016年10月下旬号)にて紹介されました。
第一章 政治問題
Ⅰ 有益性の原理 対 人権宣言──バークとベンサム
プライスの説教/プライス宛の回答のさいにバークは有益性の原理に立脚する/経験的最大幸福主義と演繹的最大幸福主義/既得知識の理論/取得時効の理論/バークとベンサム/一七八九年のランズダウン卿/ロミリ、ベンサムおよび制憲議会/『議会手続法』/『司法組織法典』/ベンサムは民主主義者ではない/ランズダウン卿と革命/ロミリと革命/ベンサムと革命/ベンサム、フランス市民となる/人権宣言批判としての『アナキスト的詭弁』/ベンサムの様々な著作/ジュネーヴのデュモンと革命、グレンヴェルト書簡/『民法と刑法の立法理論』の準備と出版
Ⅱ マキントッシュ、ペインおよびゴドウィン
バークに対する回答/単純統治の理論と複雑統治の理論との対立/マキントッシュ、有益性の哲学と人権の哲学との間で不決断/ペインにおける自然権の原理/成文憲法の必要性/平等主義と個人主義/ペインにおける利害の自然的一致の原理/統治なき社会/ペインからゴドウィンへの移行/ゴドウィンと有益性の原理/彼は権利概念を批判するために有益性原理に立脚する/良心の自由/法律の観念の批判/および刑罰の観念の批判/ゴドウィンとその時代/ゴドウィン、共和主義者にして最大幸福主義者/しかしながら、彼の理論をベンサム主義から区別する主知主義的要素
第二章 経済問題
Ⅰ 保護を求める権利──ウィリアム・ゴドウィン
保護を受ける権利は有益性の原理から引き出すことができる。保護を受ける権利と労働する権利/イングランドの生活保護〔救貧〕法/ピットの法案/ペインと保護を受ける権利/ゴドウィン、有益性の原理に基づいて行われた個人的所有権の批判/所有の三段階/有益性の哲学の先駆者たちにおけるこの理論の萌芽/アダム・スミスおよびゴドウィンにおける利害の一致の原理/ゴドウィンにおける奢侈批判/現実社会における利害の不調和/ゴドウィンは暴力革命家ではない/人口の問題/ペイリ/ウォーレス/コンドルセ/機械/ゴドウィンにおいて有益性の理論は非政治的社会主義に向かう
Ⅱ 人口の原理──ロバート・マルサス
経済状態の異常/生活保護法〔救貧〕に敵対するアダム・スミス学派、有益性の理論における労働の法則/最大幸福主義の先駆者たちにおけるマルサス理論の萌芽、ヒューム/アダム・スミス/ジョウジフ・タウンゼンド/バークの保守的楽観主義/保護を受ける権利に反対するベンサム/生活保護〔救貧〕法案を論ずる/問題の解決にパノプティコン計画と利害の人為的一致の原理とを適用する/民衆の教育/マルサスは正統理論に明確な形態を与える/彼がコンドルセに負うもの/彼はアダム・スミスの基本観念とゴドウィンの基本観念を融合させる/生活保護〔救貧〕法に対する非難/第二版/マルサスはコンドルセになおもっと近づく/民衆の教育/マルサスは進歩の観念を否定するのでなく是正する/彼の影響は民主的党派に及んでいる/彼の成功の原因、歴史的および経済的諸事情/マルサスの法則の疑似数学的定式/マルサスと有益性の原理/彼は利害の自然的一致の原理をいかに修正しているか
第三章 ベンサム、ジェイムズ・ミルおよびベンサム主義者たち
Ⅰ 急進主義の誕生
一八〇八年に博愛主義者ベンサムの生涯は失敗に終わる。パノプティコンの流産/不満なベンサムは民主主義者となる/しかし、一八〇八年までトーリのままである/彼を民主主義者とするのは、この頃に彼が知己を得るジェイムズ・ミルである/出版の自由の擁護/バーデットとホーン・トゥク/ベンサムとジェイムズ・ミルは、一八〇九年には彼らと歩調を揃えて普通選挙を主張するまでにはいたらない/『議会改革問答』/ベンサムはカートライト、フランシス・プレイスと提携する/「急進主義」/一八一八年にベンサムとバーデットは普通選挙を要求する/ベンサムとジェイムズ・ミルは急進主義に哲学的性格を与える
Ⅱ アダム・スミスからリカードゥへ/
一七七六年から一八一七年にいたるイングランドの経済科学/リカードゥの思想に与えたベンサムおよびジェイムズ・ミルの影響はどんなものであったか/富の分配法則の科学としての政治経済学/フランス重農主義の起源/コンドルセ/J─B・セー/ベンサムの影響なし/フランスの経済学者たちとリカードゥとの中間項としてのジェイムズ・ミルの影響の現実性/動態的法則の観念/ジェイムズ・ミルにおける基本的なもの/ハートリとプリーストリ、コンドルセとマルサス/コンドルセの定式とマルサスの定式との調停を志すジェイムズ・ミル/差額地代の法則/起源/ウェスト/マルサス/リカードゥ/ジェイムズ・ミルと一八一七年の『原理』の準備/ジェイムズ・ミルがリカードゥを純理論家にする
Ⅲ 民衆の教育
エルヴェシウスの理論/スチュアート・ミルの教育/ベンサム主義者たちと教育理論家たち、ロバート・オウエン、ウィリアム・アレン/ランカスター・システム/ベンサムの『クレストメイシア』/ジェイムズ・ミルの『教育』論/イングランド国教会に対する異議/ベンサム主義者たちの無信仰/『自然宗教の影響の分析』/ジェイムズ・ミルの反キリスト教/ランカスター協会内部における宗教的難問と失敗
Ⅳ ベンサムの声望の高まり
ロシアとスペインにおける名声/スペイン領アメリカ、イタリアおよびギリシアにおける名声/イングランドにおけるベンサムの影響力の誕生/ロミリと刑法改革/理論の普及者としてのジェイムズ・ミル/ベンサム、議会の補償を得てフォード修道院を借りる/ベンサムの著作の晦渋さの増大と、敵意の増大/ベンサム学派の形成におけるジェイムズ・ミルの役割/日の出の勢いのミル/彼の影響力/最大幸福主義者たち
注
文献目録
エリー・アレヴィと近代民主主義の両義性──急進主義と自由主義(ピエール・ブーレッツ)
人名索引(Ⅱ巻) 全3巻の中心となる本巻では、最大幸福主義が政治的急進主義へと転回する過程が精密に叙述される。フランス革命と人権宣言がもたらした思想的危機は、有益性や正義の原理をめぐるベンサムの政治経済理論にいかなる進展をもたらしたか。スミス、バーク、マキントッシュ、ペイン、ゴドウィン、マルサス、J.ミル、リカードゥたちとの思想的交渉を捉えた圧巻の研究。P.ブーレッツによる解説を収録。
有岡利幸著『欅(けやき)』が、「日本農業新聞」(2016年10月9日号/梶井功氏・評)にて紹介されました。
バーバラ・ジョンソン著/土田知則訳『批評的差異』が、「長崎新聞」「沖縄タイムス」(2016年10月2日付/三浦亮太氏・評)にて紹介されました。
川端美季著『近代日本の公衆浴場運動』が、「山梨日日新聞」「秋田さきがけ」(2016年10月2日付)にて紹介されました。
舩橋晴俊、壽福眞美編著『持続可能なエネルギー社会へ』が、「出版ニュース」(2016年10月中旬号)にて紹介されました。
秋富克哉、安部浩、古荘真敬、森一郎編『続・ハイデガー読本』が、「図書新聞」(2016年10月15日号/井上克人氏・評)にて紹介されました。
桑島秀樹著『生と死のケルト美学』が、「中国新聞」(2016年10月9日付/小泉凡氏・評)にて紹介されました。
価値の創造
1 豊かさとは?
2 人間はどのような欲求をもつのでしょうか?
3 人間は生まれながらにして道徳感をもっていますか?
4 欠乏欲求に応える創造から成長欲求に応える創造へ?
5 成長欲求に応える創造とは?
6 自己実現欲求に応える創造って何?
7 あらためて創造とは?
つぶやき 価値の創造
ヒラメキの謎
8 ポアンカレの数学的発見の状況とは?
9 ポアンカレの数学的発見における自らの解釈とは?
10 ヒラメキの瞬間とは?
11 ウォーラスが考える創造における心の変化?
12 トーランスの考える創造における心の変化?
13 ヒラメキはどう起こるか?
つぶやき ヒラメキの謎
創造の心理学
14 フロイトが心の無意識に光をあてる時代とは?
15 フロイトが考える心の構造とは?
16 フロイトは心の病をどう治療したのか?
17 ユングの集合的無意識論とは?
18 フロイトとユングの無意識論と創造におけるヒラメキの関係?
19 心の構えとは?
20 心の中心転換って何?
21 アナロジーって何?
22 アナログコンピュータとは?
23 試行錯誤と洞察とは?
24 創造性を引き出す特質とは?
つぶやき 創造の心理学
創造のためのものの考え方
25 方法的懐疑論って難しそう,何なの?
26 三角形のイデア論って何?
27 帰納法ってどんな方法?
28 アトミズムとホーリズムってどんな考え方?
29 アトミズムによる創造とは?
30 ホーリズムによる創造とは?
31 雑多なものごとの整理はどうするの?
32 フィードバック循環構造って何がいいの?
つぶやき 創造のためのものの考え方
創造における学び
33 創造能力の涵養は可能なのでしょうか?
34 人間に残された最後の砦?
35 教育と学習はどこが違うの?
36 創造における学びの在りようは?
37 アンラーン(Unlearn)とは?
38 最高の教室ってどこ?
39 温故創新,これなに?
40 想考匠試,これなに?
41 創造性を育む訓練とは?
つぶやき 創造における学び
創造の方法
42 創造の段階ごとのメニューってあるの?
43 五里霧中で?
44 「不」から始まる用語の意義?
45 発明手帳とは?
46 ブレインストーミングとKJ法って何?
47 ブレインストーミングはどう進めるの?
48 一人ブレインストーミングはどう取り組むの?
49 無意識の中のアイデアのKJ法による抽出?
50 無意識の中のアイデアのKJ法による体系化?
51 アナロジーと等価変換法とは?
52 等価変換法の原理とは?
53 等価変換における考えるべきことがらの順番?
54 等価変換におけるターゲットはどう設定されるか?
55 等価変換における本質はどう抽出されるか?
56 トリューズ(TRIZ)とは?
57 TRIZにおける40の発明原理とは?
58 TRIZにおける39の矛盾要件とは?
つぶやき 創造の方法
創造の過程
59 学生の研究テーマはどう選択するか?
60 モチベーションの上がる研究テーマはどう選ぶの?
つぶやき 創造の過程
モノづくり
61 マイクロホンを超高感度圧力センサとしてみると?
62 マイクロホン型超高感度圧力センサはどう使えるの?
63 マイクロホン型圧力センサを用いるシステム展開?
64 マイクロホンを真空管の中に入れると?
65 ブザーの本質とは?
66 ブザーの音質を楽器なみにするには?
67 ブザーをカーオーディオスピーカへ応用すると?
68 ブザーを用いて自動車に隠れる人を探し出すには?
69 スピーカの本質とは?
70 スピーカをマイクロホンとして活用すると?
71 スピーカを用いたゴルフクラブのフェース面角度とスピードを測る?
72 換気扇を用いた高感度圧力センサ化?
73 自動車の燃料計を高精度にするために?
74 災害時に電池を目覚めさせる?
つぶやき モノづくり
コトづくり
75 都市の農業を元気にするには?
76 地方の物産が全国版になるためにはどうするの?
77 面白いお土産ってないかな?
78 サステーナブルな魅力ある街をつくるには?
79 地域の祭りの意義とは?
80 シャッター街の再生はどのように?
81 野川とサンアントニオの運河のちがい?
82 観光スポットはどう作るのでしょう?
83 子供が先生になって高齢者を教えては?
84 アルバイトは実学として価値を持ちませんか?
85 見守りドールさん?
86 サイバー健康マラソン?
87 長屋をもう一度作りませんか?
88 創造的なボランティア活動とは?
89 創造的営業活動とは?
90 経営における創造?
91 組織で人を活かすには?
92 自らを活かすには?
93 お守りのご利益の効果を科学で上げられないかな?
94 仕草を変えることができる日本人形?
95 SV?
96 津波をはじくのではなく飲み込んだら?
97 競技場は見せるのは競技ですか建物ですか?
98 マンションの通気性をよくするためには?
つぶやき コトづくり
特 許
99 特許化によりアイデアを整理する方法とは?
100 特許の書式って?
創造プロセス フローチャート 日々の暮らしや仕事のなかで、創造的な発想や工夫はどんなふうに生まれてくるのだろうか。法政大学理工学部でシステム制御工学を研究し、長年企業と共同で技術開発にも携わってきた渡邊教授が、ものづくり・コトづくりの現場で役に立つ知恵を伝授する、おもしろくてためになる100のお話。ユーモアあふれる川柳と、デザイン開発のプロによる多数のイラストで楽しめる、アイデア満載の道具箱。
解題──丸山眞男の「日本政治思想史」との関係を中心に(飯田泰三)
訳者あとがき
参考文献
索 引
(★1)石偏に番
(★2)さんずいに翼 古朝鮮における「巫」の思想、すなわち古代人が宇宙、自然、社会、人間に対して持っていた原イメージは、韓国人の政治的実践を今日にいたるまで如何に規定してきたのか。丸山眞男の薫陶を受けた韓国を代表する政治学者の主著にして、韓国の基層文化を神話世界より説き起こす思想史の金字塔。