ものと人間の文化史 131-Ⅱ
漆 Ⅱ
四柳 嘉章:著
四六判 / 204ページ / 上製 / 価格 2,640円 (消費税 240円)
ISBN978-4-588-21312-0(4-588-21312-1) C0320 [2006年02月 刊行]
ISBN978-4-588-21312-0(4-588-21312-1) C0320 [2006年02月 刊行]
遺跡や寺院等にのこる漆器を分析し体系づけるとともに,絵巻物や文学作品の考証を通じて,職人や産地の形成,漆工芸の地場産業としての発展の経緯などを考察する。
第一二章 戦国~近世初期の漆器
一 近世初期の精製漆工房――岩手県飛鳥台地Ⅰ遺跡・五庵Ⅱ遺跡
二 食漆器が過半数を占める東北屈指の城跡――福島県河股城跡
三 伊達氏も使ったか、黄色漆絵漆器――山形県荒川2遺跡
四 越後上杉氏守護所の家財――新潟県至徳寺遺跡
五 中世村落の漆器――富山県梅原胡摩堂遺跡
六 能登畠山氏の七尾城下町遺跡――石川県七尾城跡シッケ地区遺跡
七 革胎の水差し形漆器――石川県永町ガマノマガリ遺跡
八 珠姫家臣団と金沢城跡の漆器――石川県江戸町遺跡、金沢城跡白鳥堀・沈床園跡
九 戦国城下町の漆器――福井県一乗谷朝倉氏遺跡
一〇 戦国漆器の典型――静岡県道場田・小川城遺跡
一一 尾張統治の拠点――愛知県清洲城下町遺跡
一二 美濃の戦国漆器
一三 漆器のデパート――大阪府大坂城跡
一四 百足の漆絵
第一三章 近世漆器の展開
一 第聖寺藩筆頭家老佐分家屋敷跡の漆器――石川県八間道遺跡
二 悲しき雛道具――石川県木ノ新保遺跡
三 丹波山中の漆器と漆濾殻――神奈川県宮ケ瀬遺跡群
四 幕末三島の消費漆器――静岡県御殿川流域遺跡群
五 大和・吉野絵の漆器
第一四章 漆器産地の形成
一 輪島漆産地の形成と発展
二 琉球漆器の始原
第一五章 絵巻物と文学世界の漆器
一 絵巻物と漆器
二 ジャパン――外国人が見た漆器
三 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に潜むもの
注
付録 北陸・中~近世漆器の編年
全国の主な漆器産地
あとがき
事項索引
遺跡名索引
一 近世初期の精製漆工房――岩手県飛鳥台地Ⅰ遺跡・五庵Ⅱ遺跡
二 食漆器が過半数を占める東北屈指の城跡――福島県河股城跡
三 伊達氏も使ったか、黄色漆絵漆器――山形県荒川2遺跡
四 越後上杉氏守護所の家財――新潟県至徳寺遺跡
五 中世村落の漆器――富山県梅原胡摩堂遺跡
六 能登畠山氏の七尾城下町遺跡――石川県七尾城跡シッケ地区遺跡
七 革胎の水差し形漆器――石川県永町ガマノマガリ遺跡
八 珠姫家臣団と金沢城跡の漆器――石川県江戸町遺跡、金沢城跡白鳥堀・沈床園跡
九 戦国城下町の漆器――福井県一乗谷朝倉氏遺跡
一〇 戦国漆器の典型――静岡県道場田・小川城遺跡
一一 尾張統治の拠点――愛知県清洲城下町遺跡
一二 美濃の戦国漆器
一三 漆器のデパート――大阪府大坂城跡
一四 百足の漆絵
第一三章 近世漆器の展開
一 第聖寺藩筆頭家老佐分家屋敷跡の漆器――石川県八間道遺跡
二 悲しき雛道具――石川県木ノ新保遺跡
三 丹波山中の漆器と漆濾殻――神奈川県宮ケ瀬遺跡群
四 幕末三島の消費漆器――静岡県御殿川流域遺跡群
五 大和・吉野絵の漆器
第一四章 漆器産地の形成
一 輪島漆産地の形成と発展
二 琉球漆器の始原
第一五章 絵巻物と文学世界の漆器
一 絵巻物と漆器
二 ジャパン――外国人が見た漆器
三 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に潜むもの
注
付録 北陸・中~近世漆器の編年
全国の主な漆器産地
あとがき
事項索引
遺跡名索引



