ものと人間の文化史 124-Ⅰ
動物民俗 Ⅰ

四六判 / 264ページ / 上製 / 価格 2,750円 (消費税 250円) 
ISBN978-4-588-21241-3(4-588-21241-9) C0320 [2005年03月 刊行]

内容紹介

神として崇められたクマやシカをはじめ,人間にとって不可欠の鳥獣や魚,さらには人間を脅かす動物など,多種多様な動物たちと交流してきた人々の暮らしの民俗誌。

目次

    はじめに
    凡  例

第一章 暮らしの中の動物たち
  一 季節を知らせる動物たち
  二 農作業へ害を与える動物たち
  三 貢進・供物・上納物と動物

第二章 信仰・まじない・占いと動物たち
  一 神饌・供物と殺生供養
  二 動物を神または神の使いとして祀る
  三 信仰・まじない・俗信
  四 年中行事・占い

第三章 人間生活に利用される動物たち
  一 食生活への利用
  二 皮・毛皮の利用
  三 羽根の利用
  四 薬への利用
  五 角・骨などの薬以外への利用
  六 昆虫類のその他の利用
  七 愛玩・観賞用や祭りの主役として