平成2年度日本農業法学会賞受賞 水利政策の展開に伴う法秩序の形成過程を跡づけ,環境問題を背景に「治水・利水」から,「保水・親水」への転換の経緯を展望。
森 實(モリ ミノル)
1936年富山県に生まれる。59年法政大学法学部卒業。64年同大学院私法学専攻博士課程修了。主な論文、「わが国漁業制度における慣習から権利への過程」(『法学志林』62巻2号)、「事実たる慣習と慣習法」(『民法学の基本問題』上)、ほか。
※上記内容は本書刊行時のものです。 序
第一章 農業水利権の法的諸問題
第二章 新たなる水利権の生成──親水水利権・克雪水利権
第三章 慣行農業水利権の解体
第四章 溜池水利権の解体
第五章 治水・利水の政策と法の歴史
第六章 河川法案審議における流水占用料
第七章 現代水利紛争の諸類型
戦後水関係主要判例
水利権関係主要文献
索引
第一章 農業水利権の法的諸問題
第二章 新たなる水利権の生成──親水水利権・克雪水利権
第三章 慣行農業水利権の解体
第四章 溜池水利権の解体
第五章 治水・利水の政策と法の歴史
第六章 河川法案審議における流水占用料
第七章 現代水利紛争の諸類型
戦後水関係主要判例
水利権関係主要文献
索引