法政大学出版局について

所在地
〒102-0073 東京都千代田区九段北3-2-3 法政大学九段校舎内(案内地図
TEL
03-5214-5540(営業)  03-5214-5541(編集)
FAX
03-5214-5542(営業)  03-5214-5543(編集)
e-mail
sales○h-up.com
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設立
1948(昭和23)年12月
法人名
一般財団法人 法政大学出版局
理事会
理事5名(理事長1名)
評議員会
評議員5名
職員数
10名

設立の経緯と組織形態

小局は法政大学創立70周年記念事業の一環として1948(昭和23)年12月に設立されました。初代理事長には当時の法政大学総長で英文学者・ 能楽研究家の野上豊一郎、初代局長には科学解説者の相島敏夫が就任しました。処女出版は史上最初の原爆被害記録として知られるジョン・ハーシーの『ヒロシマ』です(1949年4月初版/2003年増補版/2014年増補版新装版)。これをかわきりに翻訳書や教養書を精力的に企画・刊行し、戦後啓蒙期における大学拡張(ユニバーシティ・エクステンション)の役割を果たしました。
1960年代前半は研究書・教科書に重点を置き、65年以降、後述の諸企画を開始し、2008年には創業60周年を迎えました。現在までに、約3000点を世におくり、ここ四半世紀ほどは毎年55点を超える新刊を刊行しています。
また、1963年には、8大学出版部と2学術団体による「大学出版部協会」(現在は31大学出版部)の設立に参加し、1969年(昭和44年)には、人文図書の普及・販売を目的とする出版社の団体「人文会」に加盟しました。
設立当初から財団法人(2013年10月、一般財団法人へ移行)として組織的・経営的には独立していますが、機関運営においては大学の理事者・教員を迎え、大学との密接かつ有機的な関係を保っています。

出版活動の骨格

専門研究書・教科書・一般教養書の三部門、オリジナルと海外文献の翻訳・紹介の両面、この調和と連携に留意しながら、人文・社会科学を中心に総合 的な学術出版をめざしています。したがって、著訳者は大学の内外を問わず、在野にもすぐれた研究者を求めてまいりました。今日では哲学・思想書を中心とす る翻訳シリーズ《叢書・ウニベルシタス》や、暮らしの具体相を通じて歴史をとらえ直す《ものと人間の文化史》、そして《ピエール・ベール著作集》をはじめ とする全集・著作集が出版活動の骨格をなしています。なお、2008年度には国内外の第一線の研究者がさまざまな視点から現代社会を読み解く新たなシリー ズ《サピエンティア》が、2009年度には「水」をキーワードに都市・地域の再発見とその復権をめざす《水と〈まち〉の物語》がスタートしました(叢書・ シリーズにつきましては「ジャンル・シリーズ別索引」をご参照下さい)。

役員名簿

一般財団法人 法政大学出版局 理事・監事・評議員名簿