叢書・ウニベルシタス 842
思索日記 II 〈新装版〉
1953-1973

2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞
四六判 / 618ページ / 上製 / 定価:6,000円 + 税 
ISBN978-4-588-14043-3 C1310 [2017年05月 刊行]

内容紹介

思想的に最も多産な時期から晩年まで,28冊のノートに書き続けられた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自の思考を記録したドキュメント。

著訳者プロフィール

ハンナ・アーレント(アーレント ハンナ)

(Hannah Arendt)
1906–1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した。主著に、『全体主義の起源』(1951)、『エルサレムのアイヒマン』(1963)、『革命について』(1963)、『暴力について』(1969)などがある。

ウルズラ・ルッツ(ルッツ ウルズラ)

(Ursula Ludz)
1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍。著書に『アメリカ合衆国の政治理論』(共著・1990)がある。アーレントの遺稿や書簡に取り組み、『アーレント゠マッカーシー往復書簡』(1995)を翻訳、『暗い時代の人々』(1989)、『政治とは何か』(1993)、『過去と未来の間』(1994)、『アーレント゠ハイデガー往復書簡:1925–1975』(1998)などを編集している。

インゲボルク・ノルトマン(ノルトマン インゲボルク)

(Ingeborg Nordmann)
1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う。著書に『ハンナ・アーレント思想入門』(1994)があるほか、『アーレント゠ブルーメンフェルト往復書簡集』などを編集している。

青木 隆嘉(アオキ タカヨシ)

1932–2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。著書:『ニーチェと政治』ほか。訳書:アンダース『核の脅威』、『時代おくれの人間』上・下、ヴィラ『アレントとハイデガー』、エーベリング『マルティン・ハイデガー』(以上、法政大学出版局)、クリステヴァ『ハンナ・アーレント講義:新しい世界のために』(論創社)ほか。本書の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞。

※上記内容は本書刊行時のものです。

目次

ノート19 1953年9月─1954年2月
ノート20 1954年3月─1955年1月
ノート21 1955年1月─1956年1月
ノート22 1956年1月─1958年6月
ノート23 1958年8月─1961年1月
ノート24 1963年─1966年2月
ノート25 1966年2月─1968年9月
ノート26 1968年11月─1969年11月
ノート27 1969年11月─1970年11月
ノート28 1971年─1973年

カント・ノート

編者あとがき
訳者あとがき
人名索引
事項索引
図版解説
文献目録

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