パリ散歩
我もまたアルカディアにありき

四六判 / 488ページ / 上製 / 価格 5,500円 (消費税 500円) 
ISBN978-4-588-46029-6 C0090 [2026年03月 刊行]

内容紹介

「明るい初夏の夕方で、心地よい風が吹き抜ける。夕刻の散歩がひときわ愉しいパリである」。2012年から14年までの2年間を過ごしたパリ滞在の記録。プルースト『失われた時を求めて』の翻訳に勤しみ、街に出ては飲み食べて友と語り合い、映画やオペラに触れる日々のなかで、静かに際立つ生の実質を書きとめる。「日常を離れた地点に、自分の拠って立つ場はない」。『楽しみと日々──壺中天書架記』と対をなす、余生の文学。

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高遠 弘美:著