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叢書・ウニベルシタス896

雲の理論

雲の理論

絵画史への試論

四六判/上製/396ページ/刊行

978-4-588-00896-2 C1370

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内容紹介

中世から19世紀末に至るまで「雲」は西欧絵画の空に取り憑いてきた。元来は劇場の舞台装置を模倣し、聖なるものを現実世界に出現させるべく(キリスト昇天など)用いられていた雲は、ルネサンスにおいてより多義的な役割を演じ、科学を成り立たせる諸条件と密接に結びついた絵画の制度に矛盾を孕んだ均衡を与えた。「雲」という記号表現の一連の機能を絵画史の観点から明らかにした古典。

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