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叢書・ウニベルシタス931

感性的なもののパルタージュ

感性的なもののパルタージュ

美学と政治

四六判/上製/204ページ/刊行

978-4-588-00931-0 C1310

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内容紹介

今日、「政治」はどこにあるのか。労働、芸術、そして言葉は誰のものなのか。ポストモダンの喪の後で、体制(ポリス)に絡めとられた民衆の間で、分け前なき者たちの分け前はいかに肯定されるのか。政治的主体化と平等をめぐる、現代の最も根源的な問いを、美的=感性論的な「分割=共有(パルタージュ)」の思考を通じて解放する、ランシエール哲学の核心。訳者による著者インタビュー付特別編集版。〔哲学〕

目次

訳者緒言

前置き

1 感性的なものの分割=共有およびそれが政治
  と美学=感性論との間に打ち立てる諸関係に
  ついて
2 芸術の諸体制およびモダニティという観念の
  意義の乏しさについて
3 機械的諸芸術および無名の者たちの美的=感
  性論的かつ科学的な昇進について
4 だとすれば、歴史はフィクションであると結
  論しなければならないのかどうか。フィク
  ションの諸様態について
5 芸術および労働について。いかなる点で、芸
  術の諸実践は他の諸実践に対して例外であ
  り、またそうではないのか

原 注

フィクションの擁護のために──ランシエール氏へのインタビュー
解説に代えて──対話の余白に
訳者あとがき

著訳者プロフィール

ジャック・ランシエール(ランシエール、ジャック)
1940年,アルジェに生まれる.パリ第8大学哲学科名誉教授.1965年,師のL.アルチュセールによる編著『資本論を読む』に参加するが,やがて決別.1975年から85年まで,J.ボレイユ,A.ファルジュ,G.フレスらとともに,雑誌『論理的叛乱』を牽引.現在に至るまで,労働者の解放や知性の平等を主題に,政治と芸術をめぐる独自の哲学を展開している.著書に,『プロレタリアたちの夜』(81年),『無知なる教師』(87年),『無言なる言葉』(98年),『イメージの運命』(2003年),『文学の政治』(07年),『解放された観客』(08年)ほか多数.邦訳に,インスクリプトより『不和あるいは了解なき了解』(05年)『民主主義への憎悪』(08年)がある.

梶田 裕(カジタ ユウ)
1978年生まれ.早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程在籍.専門はフランス現代詩および哲学.2004年,リヨン第2大学にてDEA課程修了.07年度より日本学術振興会特別研究員.訳書にデリダ『シニェポンジュ』(法政大学出版局,2008年)がある.

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