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叢書・ウニベルシタス939

エピクロスの園のマルクス

エピクロスの園のマルクス

四六判/上製/202ページ/刊行

978-4-588-00939-6 C1310

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内容紹介

学位論文「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異」およびその「準備ノート」を読み解き、若きマルクスが〈エピクロスの園〉を散歩し、注釈・考察しつつ、エピクロス哲学を貫く〈偏倚〉(クリナメン)概念の重要性・豊饒さを発見・把握して、哲学変革の方法と戦略を手にするに至った、マルクス思想形成の原点を照らし出す。思想史上稀有なる創造的継承の劇的瞬間を捉えた快著。

目次

  はしがき

序 論 筆記者(コピスト)

第一章 弁証法と注釈
  第一節 歴史の法廷から歴史の劇場へ
  第二節 原子論という貨幣

第二章 エピクロスの学について
  第一節 原子論
  第二節 単子(モナド)と原子

第三章 倫理学の概念
  第一節 《教育(パイデイア)》とディスクール
  第二節 認識の諸カテゴリー

第四章 エピクロスの神々
  第一節 問題の措定
  第二節 感性論(エステティック)

結 論 ヘパイストスのハンマー

  原 注
  訳者あとがき
  人名索引

著訳者プロフィール

フランシーヌ・マルコヴィッツ(マルコヴィッツ,F.)
1942年生.1966年,哲学のアグレガシヨン取得.1971年,第3期博士号取得.1984年,18世紀唯物論・無神論・自由思想を渉猟し,学問間の概念交換につき考究して国家博士号を得た.1995年,学士院よりドーマル公爵賞受賞.1999年には教育功労勲章を受章している.現在,パリ第10大学哲学科教授.

小井戸 光彦(コイド ミツヒコ)
1940年生.東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退.18世紀フランス文学専攻.現在,茨城大学名誉教授.訳書に,ベルナルダン・ド・サン=ピエール『フランス島への旅』(岩波書店),共訳に『ディドロ著作集』第3巻(法政大学出版局),その他がある.

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