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叢書・ウニベルシタス956

物象化

物象化

承認論からのアプローチ

四六判/上製/192ページ/刊行

978-4-588-00956-3 C1310

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内容紹介

フランクフルト学派の強い影響下で独自の社会理論を形成し、「批判理論」の現代における代表者とされるホネットの講義録。「物象化」をめぐり、公式にはルカーチの議論と立ち向かいながら、非公式には現代の社会的批判理論が支持すべきパラダイムについての再検討を行う。同講義におけるJ.バトラー、R.ゴイス、J.リアの批判、それに対するホネットの反批判をも紹介した訳者の詳細な解説を付す。

目次

  前書き
  はじめに

1章 ルカーチにおける物象化
2章 ルカーチからハイデガー、デューイへ
3章 承認の優位
4章 承認の忘却としての物象化
5章 自己物象化の輪郭
6章 物象化の社会的起源

  訳者解説1(宮本真也)
  訳者解説2(辰巳伸知)

  人名索引

著訳者プロフィール

アクセル・ホネット(ホネット アクセル)
1949年ドイツのエッセンに生まれる.ボン,ボッフム,ベルリン自由大学で哲学,社会学,ゲルマニスティーク等を学ぶ.ベルリン自由大学に『権力の批判──ミシェル・フーコーと批判理論』を博士論文として提出.その後シュタルンベルクのマックス・ブランク研究所に移り,84年にフランクフルト大学哲学科助手.ユルゲン・ハーバーマスの強い影響下で現代社会理論の構築に専念.91年よりコンスタンツ大学哲学科教授,92年秋からベルリン自由大学政治哲学教授.現在は,フランクフルト大学哲学・歴史学部の教授をつとめ,〈社会研究所〉の所長も兼ねる.主著に博士論文をさらに発展させた『権力の批判』(邦訳・法政大学出版局)があり,ホルクハイマーとアドルノの到達した地平を現代の視点から再構成し,フーコーとハーバーマスとの対質を試みている.邦訳書には上記のほか『承認をめぐる闘争』,『正義の他者』(いずれも法政大学出版局),『自由であることの苦しみ』(未來社)がある.

辰巳 伸知(タツミ シンジ)
1959年生まれ.佛教大学社会学部准教授.

宮本 真也(ミヤモト シンヤ)
1968年生まれ.明治大学情報コミュニケーション学部准教授.

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