ベルナール・ライール:著, 鈴木 智之:訳
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叢書・ウニベルシタス998
複数的人間
複数的人間
行為のさまざまな原動力
四六判/上製/448ページ/刊行
978-4-588-00998-3 C1336
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内容紹介
内容紹介
ブルデューのハビトゥス理論を批判し、個人が複数の異なる場面において示すふるまいの多様性を経験的な事実から記述する。複数の異質な文脈を横断しながら個人が身体化した性向の体系の多元性と、行為の展開される文脈の多元性とをかけあわせながら、実践の産出の論理を探求すると同時に、「個人」を主題化する社会学の精緻化へ。経験的研究から、社会学の新たな可能性を提示する。
目次
目次
謝辞
英語版序文
前口上
第一幕 複数的行為者の理論の素描
第一場 複数的行為者
第二場 行為のさまざまな原動力
第三場 類推と転移
第四場 文学的経験について:読書、空想、失錯行為
第二幕 再帰性と行為の論理
第一場 学校・行為・言語
第二場 日常生活の中の書きとめるという行為
第三場 行為の論理の複数性
第三幕 身体化の諸形式
第一場 言葉の位置
第二場 何が身体化されるのか?
第四幕 作業現場と議論
第一場 心理学的社会学
第二場 適合性の場
訳者あとがき
訳註
原註
文献一覧
人名索引
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
ベルナール・ライール(ライール,B.)
(Bernard Lahire)
1963年生まれ。リヨン高等師範学校教授。
ピエール・ブルデューの文化的再生産論の影響のもとで、民衆階層出身者の学校での成功や失敗、日常生活への書き言葉の取り込みの様式などについての経験的研究を進める。これを通じて、ブルデューのハビトゥス論、場の理論に批判的検討を加え、「性向」と「文脈」の相互連関的な規定力を重視した独自の「行為理論」を構築。また、その方法論を「文学社会学」の領域に応用し、作家たちの文学実践の軌跡(生活史)を多元的な社会的空間との関わりの中で再構成していく研究も展開している。
著書に、Tableaux de familles, Heurs et malheurs scolaires en milieux populaires (Gallimard/Seuil, 1995), Culture des individus (La Découverte, 2004), Franz Kafka, Éléments pour une théorie de la création littéraire (La Découverte, 2010), Monde pluriel, Penser l’unité des sciences sociales (Seuil, 2012), Dans les plis singuliers du social, individus, institutions, socialisations (La Découverte, 2013) 他。
鈴木 智之(スズキ トモユキ)
1962年生まれ。法政大学社会学部教授。
著書に、『村上春樹と物語の条件:『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』へ』(青弓社、2009年)、『眼の奥に突き立てられた言葉の銛:目取真俊の〈文学〉と沖縄戦の記憶』(晶文社、2013年)他。共編著に、『ケアのリアリティ:境界を問いなおす』(法政大学出版局、2012年)他。訳書に、J・デュボア『探偵小説あるいはモデルニテ』(法政大学出版局、1998年)、A・W・フランク『傷ついた物語の語り手:身体・病い・倫理』(ゆみる出版、2002年)他。
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