知恵と女性性
知恵と女性性
コジェーヴとシュトラウスにおける科学・政治・宗教
四六判/上製/604ページ/刊行
978-4-588-01021-7 C1310
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書籍状態 | 良品
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内容紹介
内容紹介
20世紀政治哲学史に名を刻む二人の異才、L.シュトラウスとA.コジェーヴが、『僭主政治について』で繰り広げた論争にはいかなる思想的意味があったのか。プラトンやクセノポン、アリストパネスなどギリシア起源に遡る両者の難解なテクストを丹念に読み込み、哲学的知恵と政治、古代的なものと近代的なもの、男性性と女性性、歴史の終焉と普遍等質国家の主題に深く切り込んだ圧巻の研究。
目次
目次
序
序論
第一部 僭主政治について
第一章 クセノポン著『ヒエロン』に対するシュトラウスの読解
「導入」について
(一般的テクストの)「表題と形式」について
「対話の形式」(「設定(The Setting)」)について
「僭主政治にかんする教え」について
「二つの生き方」について
「快楽と徳」について
「敬虔と法律」について
第二章 コジェーヴの応答──僭主政治の弁護
第一節 「僭主政治と知恵」について
政治家の観点
哲学者の観点
言説の検証としての歴史
第二節 コジェーヴの〈体系〉または〈客観論〉の観念
第三章 哲学的友愛の数々の困難さ
第一節 「クセノポン『ヒエロン』についての再説」について
第二節 哲学的友愛について──クセノポンの『メモラビリア』
第二部 女性性について
序論
第一章 シュトラウスとアリストパネス
『リュシストラテ』
『テスモポリア祭を営む女たち』について
『女の議会』について
『プルトス』について
結論
第二章 クセノポンの『家政論』
第三章 コジェーヴと、サガンの意図
第四章 女性性と否定性
第一節 人間学、またはコジェーヴの問題
第二節 女性発生論と男性発生論
訳者あとがき
原注
人名索引
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
ロラン・ビバール(ビバール,L.)
(Laurent Bibard)
1962年生まれ。フランスのグランド・ゼコールの一つであるエセック経済商科大学院大学(ESSEC. École supérieure des sciences économiques et commerciales)修了。経済学博士(1991年)。哲学博士(1995年)。現在、エセック教授を務め、政治哲学、社会学、経済学などを教えている。アレクサンドル・コジェーヴ『無神論』(ガリマール社刊、1998年)のテクスト校訂および序文執筆を行うなど、フランスにおけるコジェーヴ研究の第一人者である。本書の他、主な著作に次のものがある。『ブレルとともに考える』(ラルマタン社刊、2006年)、『セクシュアリティとグローバル化』(同、2010年)。
堅田 研一(カタダ ケンイチ)
1962年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程(法哲学)満期退学。現在、愛知学院大学法学部教授。著書:『法・政治・倫理』(成文堂)、『法の脱構築と人間の社会性』(御茶の水書房)。訳書:コジェーヴ『法の現象学』、バリバール『真理の場所/真理の名前』(ともに共訳、法政大学出版局)、デリダ『法の力』(法政大学出版局)、ドゥブー『フーリエのユートピア』(共訳、平凡社)。
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Book Review
書評
「図書新聞」(2015年5月2日号/中金聡氏・評)に紹介されました。