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叢書・ウニベルシタス1062

ラディカル無神論

ラディカル無神論

デリダと生の時間

四六判/上製/478ページ/刊行

978-4-588-01062-0 C1310

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書籍状態 | 良品

内容紹介

痕跡の時間構造と自己免疫性の論理より導かれるデリダのあまりにもラディカルな無神論は、神を否定するにとどまらず、神すらも有限の時間のもとで堕落・汚染・変質の脅威に曝されるものとみなした。神の脱構築を通じて〈生き延び〉の思考を練り上げたデリダと、カント、フッサール、レヴィナス、ラクラウらとの決定的な差異を鮮やかに指摘する俊英の哲学的主著。日本語版付録としてメイヤスー批判論文を収録する。

目次

序 文
第一章 時間の自己免疫性──デリダとカント
第二章 原‐エクリチュール──デリダとフッサール
第三章 原‐暴力──デリダとレヴィナス
第四章 生の自己免疫性──デリダのラディカル無神論
第五章 デモクラシーの自己免疫性──デリダとラクラウ

付録 ラディカル無神論的唯物論──メイヤスー批判
訳者解説
文献一覧
索 引

著訳者プロフィール

マーティン・ヘグルンド(ヘグルンド マーティン)
(Martin Hägglund)
1976年スウェーデンに生まれる。博士(比較文学)。現在、イェール大学教授(人文学)。本書でも提示されている「ラディカル無神論」というキーワードをもとに、デリダの思想だけでなく現代哲学にも積極的に応答し、独自の思想を展開している。著書は本書の他にKronofobi: Essäer om tid och ändlighet (Östlings Bokförlag Symposion, 2002)、Dying for Time: Proust, Woolf, Nabokov (Cambridge, MA: Harvard University Press, 2012)がある。

吉松 覚(ヨシマツ サトル)
1987年生まれ。2016-7年度フランス政府給費留学生としてパリ西大学博士課程およびパリ高等師範学校に在籍中。哲学およびフランス思想専攻。共著にOcchi e sguardi nelle filosofia e nelle arti, Universitalia, 2015、主な論文に「遅延と切迫」(『人間・環境学』24号、2015年)、主な翻訳にジャック・デリダ「新造語、新〜主義、ポスト〜主義、寄生およびその他の小さな地震現象についての、いくつかの声明と自明の理」(『思想』第1088号)がある。

島田 貴史(シマダ タカフミ)
1986年生。東京大学大学院博士後期課程。フランス 現代思想専攻。論文に“The Idea of History as Difference of Force: Derrida Reading Nietzsche and Heidegger” (UTCP Booklet 27)、翻訳にマイケル・ナース「デリダ最盛期」(共訳、『現代思想』2015年2月臨時増刊号)、ユージーン・サッカー「二一世紀のための生哲学」(共訳、『現代思想』2015年6月号)、ユージーン・サッカー「絶滅と存在についての覚え書き」(『現代思想』2015年9月号)。

松田 智裕(マツダ トモヒロ)
1986年生。立命館大学大学院文学研究科博士課程。哲学専攻。主な論文に「新たなものの出現としての出来事」(『フランス哲学・思想研究』第20号、日仏哲学会)、主な翻訳にフランソワーズ・ダステュール「差異の問い──デリダとハイデガー」(共訳、『知のトポス』第12号)がある。

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Book Review
書評

「読書人」(2017年8月18日号/立花史氏・評)にて紹介されました。
「図書新聞」(2017年11月4日号/星野太氏・評)にて紹介されました。

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