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叢書・ウニベルシタス1132

社会主義の理念

社会主義の理念

現代化の試み

四六判/上製/238ページ/刊行

978-4-588-01132-0 C1310

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書籍状態 | 良品

内容紹介

グローバルな資本主義的市場経済が席巻し、労働条件や社会経済に対する人々の不満が増大するなか、かつてユートピアを提起し、明るい未来像も提供した社会主義は、その輝きを失った。しかし、希望なき時代の希望として、その理念の種火は活きている。社会主義を産業主義の枠組みから引き剥がし、新たな社会理論として、現代の実際の現実に見合うよう再構成する。承認論の第一人者による画期的な試み。

目次

はじめに
序論
第一章 初発の理念──社会的自由における革命の止揚
第二章 時代遅れの知的構造──産業主義の精神と文化への結合
第三章 刷新の方途(1)──歴史的実験主義としての社会主義
第四章 刷新の方途(2)──民主主義的生活形式の理念
補遺──二つの受賞講演
 「赤いウィーン」──社会主義的実験主義の精神について
 希望なき時代の希望
訳者あとがき
人名索引

著訳者プロフィール

アクセル・ホネット(ホネット アクセル)
(Axel Honneth)
1949年ドイツのエッセンで生まれる。1983年にベルリン自由大学で哲学の博士号を取得。ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン哲学・歴史学部教授、フランクフルト社会研究所所長、国際ヘーゲル学会会長などを歴任、現在はコロンビア大学人文学部哲学科教授。フランクフルト学派第三世代の代表的存在。著作に、『自由であることの苦しみ──ヘーゲル『法哲学』の再生』(未來社)、『権力の批判──批判的社会理論の新たな地平』、『承認をめぐる闘争──社会的コンフリクトの道徳的文法〔増補版〕』、『正義の他者──実践哲学論集』、『物象化──承認論からのアプローチ』、『見えないこと──相互主体性理論の諸段階について』、『私たちのなかの私──承認論研究』、『理性の病理──批判理論の歴史と現在』、ナンシー・フレイザーとの論争的共著『再配分か承認か?──政治・哲学論争』(以上、法政大学出版局)、などがある。

日暮 雅夫(ヒグラシ マサオ)
1958年生まれ。立命館大学産業社会学部教授。社会哲学。主な著作に、『討議と承認の社会理論──ハーバーマスとホネット』(勁草書房、2008年)、『現代社会理論の変貌──せめぎ合う公共圏』(共編著、ミネルヴァ書房、2016年)、アクセル・ホネット『理性の病理──批判理論の歴史と現在』(共訳、法政大学出版局、2019年)など。

三崎 和志(ミサキ カズシ)
1963年生まれ。東京慈恵会医科大学医学部教授。哲学。主な著作に、『西洋哲学の軌跡──デカルトからネグリまで』(共編、晃洋書房、2012年)、『私たちのなかの私──承認論研究』(共訳、法政大学出版局、2017年)、トーマス・セドラチェク+デヴィッド・グレーバー『改革か革命か──人間・経済・システムをめぐる対話』(共訳、以文社、2020年)、マーヤ・ゲーペル『希望の未来への招待状──持続可能で公正な経済へ』(共訳、大月書店、2021年)など。

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Book Review
書評

「読売新聞」(2021年10月31日付/瀧澤弘和氏・評)に紹介されました。
「読売新聞」(2021年12月26日付、読書委員が選ぶ「2021年の3冊」/瀧澤弘和氏・評)に紹介されました。
「図書新聞」(2022年02月19日号/大畠啓氏・評)に紹介されました。

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