ジャコブ・ロゴザンスキー:著, 松葉 祥一:編訳, 本間 義啓:訳
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叢書・ウニベルシタス1151
政治的身体とその〈残りもの〉
政治的身体とその〈残りもの〉
四六判/上製/300ページ/刊行
978-4-588-01151-1 C1310
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内容紹介
内容紹介
国家を含むすべての共同体が、なぜ、そして、どのように自らを人間の身体として形象化するのか。さらには、なぜ、自らの内部にホモ・サケル、不可触賤民、部落民、「内部の敵」といった残余、〈残りもの〉、おぞましいものを作り出し、それらを排除しつつも含み込むのか。現在最も注目されている哲学者が、デリダと民主主義、メルロ=ポンティと肉の共同体、今日のエピデミックの経験などとともに、ラディカルに「政治的身体論」を展開する。
目次
目次
日本の読者へのメッセージ
1 世に生まれ出ること──政治的なものの可能性についての九つの命題
2 身体を捨てた政治──デリダによる「民主主義」
3 「酔っぱらいの話のように……」──歴史の肉と政治的身体
4 普遍の残りもの──パーリアと不浄の棄却
5 「われわれのなかのよそ者」──恐怖政治とその〈敵〉
6 「私に触れるな」──エピデミックの時代における可逆性の経験
7 〈法〉から〈自我〉へ──ロゴザンスキーとの対談
初出一覧
編訳者後書き
事項索引
人名索引
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
ジャコブ・ロゴザンスキー(Jacob Rogozinski)
1953年フランスのルーベの生まれ。現在はストラスブール大学哲学科名誉教授。カントからアルトーに至る彼の幅広い関心のなかでも最も基本的な関心領域の一つが政治哲学である。著書に、邦訳された『我と肉──自我分析への序論』松葉祥一・村瀬鋼・本間義啓訳、月曜社、2017年のほか、Kanten : esquisses kantiennes, Kimé 1996 ; Le don de la loi : Kant et l’énigme de l’éthique, PUF, 1999 ; Guérir la vie : la passion d’Antonin Artaud, Cerf, 2011 ; Cryptes de Derrida, Lignes 2014 ; Ils m’ont haï sans raison : de la chasse aux sorcières à la Terreur, Cerf, 2015 ; Djihadisme : le retour du sacrifice, Desclée de Brouwer, 2017, Moïse l’insurgé, Cerf, 2022などがある。
松葉 祥一 1955年大阪生まれ。同志社大学大学院哲学専攻博士課程満期退学。パリ第8大学大学院文学部哲学科博士課程満期退学。現在同志社大学嘱託講師。専門は哲学、倫理学。著書に、『現象学的看護研究』(共著)、医学書院、2014年。『哲学的なものと政治的なもの──開かれた現象学のために』青土社、2010年。『メルロ゠ポンティ読本』(共編著)、法政大学出版、2017年、ほか。訳書に、J–F・リオタール『なぜ哲学するのか』法政大学出版、2014年。J・ランシエール『民主主義への憎悪』インスクリプト、2008年。J・デリダ『触覚──ジャン゠リュック・ナンシーに触れる』(共訳)、青土社、2006年。M・メルロ゠ポンティ『自然──コレージュ・ド・フランス講義ノート』(共訳)、2020年、みすず書房、ほか。
本間 義啓 1978年埼玉生まれ。ストラスブ──ル大学人文科学部哲学科博士課程修了。博士(哲学)。現在釧路公立大学准教授。専門は哲学。著書に、L’Auto — détermination par la Loi : le sujet, la voix, le temps selon l’éthique kantienne, L’Harmattan, 2021年。Considérations phénoménologiques sur le monde. Entre théories et pratiques, Presses universitaires de Louvain, 2020年(共著)。『ミシェル・アンリ読本』、法政大学出版局、2022年(共著)。論文に、「ジャコブ・ロゴザンスキーにおける悪の問題──錯覚、憎しみ、反真理」『哲学』(日本哲学会)、69号、2018年、ほか。
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政治的身体とその〈残りもの〉
Book Review
書評
月刊「みすず」(2023年1・2月合併号、2023年02月01日発行/宇野邦一氏・評)に紹介されました。
「週刊読書人」(2023年03月03日号/渡名喜庸哲氏・評)に紹介されました。
「図書新聞」(2023年04月08日号/安藤歴氏・評)に紹介されました。