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叢書・ウニベルシタス1176

イスラームにおける女性とジェンダー〈増補版〉

イスラームにおける女性とジェンダー〈増補版〉

近代論争の歴史的根源

四六判/上製/440ページ/刊行

978-4-588-01176-4 C3336

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内容紹介

イスラーム社会における女性解放の歴史を古代から1990年代まで包括的に論じた旧版は、1992年に出版されるや、中東だけでなく世界のフェミニズムに大きな衝撃を与えた。その後エジプトでは革命が起き、ヴェールをまとう人が徐々に増えている。本書は旧版から30年間の社会の変化や研究動向を論じた「増補版に寄せて」と解説を加え、表記の一部に改訂を施した。本書のメッセージをより深く理解する助けとなるに違いない。

目次

増補版に寄せて:キーシャ・アリー
謝辞
序文

第一部 イスラーム以前の中東

第一章 メソポタミア
第二章 地中海地域の中東世界

第二部 基礎となる言説

第三章 女性とイスラームの勃興
第四章 過渡期
第五章 入念な言説構築
第六章 中世イスラーム

第三部 新たな言説

第七章 社会的変化と知的変化
第八章 ヴェールに関する言説
第九章 最初のフェミニスト
第十章 さまざまな声
第十一章 未来に向けての闘い
結論

訳者あとがき:林正雄
解説:後藤絵美
原註
索引

著訳者プロフィール

ライラ・アハメド(Leila Ahmed)
エジプト生まれ, イギリスで大学教育を終え, アラブ首長国連邦, アメリカ合衆国で教鞭をとる。マサチューセッツ大学正教授,ハーバード大学神学部宗教学科女性学教授を経て,2020年よりハーバード大学神学部特別教授。主著に『イスラームにおける女性とジェンダー』(本書, 1992, 増補版2021), A Border Passage: From Cairo to America-A Woman's Journey(1999, 増補版2012),A Quiet Revolution: The Veil's Resurgence, from the Middle East to America(2011)など。

林 正雄(ハヤシ マサオ)
東京教育大学大学院文学研究科博士課程中退。英文学専攻。静岡大学名誉教授。論文:「ロレンスと自然」、「ハーディーのイエス像」ほか。

岡 真理(オカ マリ)
東京外国語大学大学院外国語学研究科修士課程修了。現代アラブ文学、第三世界フェミニズム思想専攻。現在、早稲田大学文学学術院教授。著書:『アラブ、祈りとしての文学』、『ガザに地下鉄が走る日』ほか。

本合 陽(ホンゴウ アキラ)
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。アメリカ文学専攻、現在、東京女子大学教授。著書:『絨毯の下絵』、翻訳:ヴィダル『都市と柱』ほか。

熊谷 滋子(クマガイ シゲコ)
津田塾大学大学院英文学研究科博士課程中退。社会言語学専攻。元静岡大学教授。論文:「女の文体の移り変わり」、「新聞の社会面をジェンダーで読む」ほか。

森野 和弥(モリノ カズヤ)
上智大学大学院文学研究科博士後期課程中退。身体文化論専攻。現在、静岡大学教授。論文:「きれいになる身体」、「The Body of a Salesman」ほか。

竹村 和朗(タケムラ カズアキ)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士。文化人類学,中東の法と社会。現在,高千穂大学准教授。著書:『現代エジプトの沙漠開発』,論文:「Squandering Marital Movables」ほか。

後藤 絵美(ゴトウ エミ)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現代イスラーム研究,ジェンダー。現在, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。著書:『神のためにまとうヴェール』, 翻訳:アミーン『アラブの女性解放論』ほか。

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「図書新聞」(2025年01月18日号/岡崎弘樹氏・評)に紹介されました

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